あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

2002年より。鳩山ロングインタビュー雑感

2009年09月15日 22時13分31秒 | 政治(鳩山政権)
「民主党代表、鳩山由紀夫HP」というのがあって。

 フォトインタビュー集「鳩山由紀夫」

 そこには、2002年になされた鳩山へのインタビュー全文が載っている。
 ちょびっとだけ2chで紹介されていたのを眺めて、興味が湧いたので、全文読んでみる事にした。(長文注意)
 そこには、まさか自分がここまで重要人物になるとは思ってもいない、ある日の彼の素顔があった…。

 …。

 …と信じたいんだけどなぁ。

 なんなんだろうか。この脇の甘さ。インタビューを読んでみると、全体的に漂う胡散臭さとぼんやり感。
 本気で重要人物になる気がなさそうに見えるんだけど、重要人物たる野心も仄見えるんだよね。

「え?まさか重要人物のつもりなの?マジ?じゃあこの締まらないインタビューは何よ」
 と言いたい。
 暇な人は、麻生太郎氏のHPと比べてみるといい。ご本人が書いたかどうかは定かではないけどね。

 鳩山の考えを余すとこなくほじくり返す、いいインタビューだと思った。

 日本人がテロリストに捕まったら、政治家はテロリストと直接交渉する覚悟を持つべきであるとか。
 外国資本ウエルカムで、経済は開放政策を採用し、日米安保の解消に向けて舵をきった上で、自己防衛の手段として「中韓とは判り合える」と言ってみたり。

 韓国と歴史認識で共有しようとか、本気で絶対に不可能(韓国の歴史は、ご存知の通り史実はほとんどなくてファンタジー)な事を言ってみたり。

 中国は13億人市場と言ってみたり。本当は、2割の金持ちと8割の奴隷で構成されている国なので、2.6億人市場で、その2割の平均年収も60万円程度。13億人市場っつーのはもうりっぱな(中国の)プロパガンダだ。

 他にも。生い立ちも「おいおい…」感というか脱力感満載で。

「高校で軟式テニス同好会に入って1日で辞めた」とか、

「高校生活の大半は受験勉強だった」とか、

「子供の頃から政治の中で前を切り開いていくタイプじゃないと見切ってた」とか、

「クリスチャンではない死病の床につく鳩山一郎の周りで賛美歌を歌ってた」とか、

「日課の健康法として、意味のわからないマントラを唱える。でもほとんど寝てた」とか、

「アメリカにいる時の土日はずっとアメフト中継を見てました」とか、

 ツッコミ所が多すぎて眩暈がする。なんか目がチカチカするんだが。

 これだけでも強烈なのに、最も強烈だったのは、「今日まで自分に嘘をつかない人生を行ってきたというところは誇ってもいいと思いますね」と言う奴だ。

 まあ…これ、本心なんだろうなぁ。やっぱり。

 でも違うから。単に、「嘘」って言葉を「誤魔化す」という言葉に置き換えて今まで生きてきているだけだから。
 ううん。違うな。もっと根本的というか…。嘘をつかない人間なんて人間じゃないと言う事だ。
 なのに、人生の晩年に差し掛かってなお、嘘をついたことがないと嘯くのは、よほどのアホなのか、たいした奴なのか。

 そんなあなた、鳩山に、こんな国際的ジョークを贈ろうと思う。

米国人「アメリカでは、嘘つきは弁護士になる」
日本人「日本では、嘘つきはマスコミ関係者になる」
中国人「中国では、いまだ一人も嘘をついた者はいない」


 中国人ってさ。今までただの1度も嘘をついた事がないんだってさ。凄いよね。