確かな野党 ｖｓ 確か与党

　外国人参政権が、憲法１５条に違反しているという話は、ウチのブログを見てくださっている方々には、既に言うまでもない事だと思うのだけれども。このへんでも書いてたし。

　【拙ブログ】天下三分の計

　下記のリンクは、最近ホットな外国人参政権付与について、これが明確な憲法１５条違反である事を、「確かな野党」自民党の稲田氏に突っ込まれて、思い切りキョドる「確か与党」民主党の鳩山首相の動画である。

　いやぁ。噂には聞いていたのだけど、実際動画を見ると、迫り来る迫力が違うな。否が応でも

「ダメダコイツ…ハヤク、ハヤクナントカシナイト」

という方向で、ネットリテラシー層の焦燥をかきたてつつ、この軽蔑するに値する首相への嘲笑で、飲み物を吹きそうになる。

　とにかく、一度は見てみるべきだ。俺はとりあえず、削除されても保守する予定で動画をダウンロードした。ものすげー面白い。



　この動画を見る限り、鳩山は憲法１５条で「ありとあらゆる選挙権は日本国籍ホルダーの特権である」と謳われている事を知らなかった模様だ。
　で、思わず「憲法改正を…って憲法？憲法に書いてあるのそんなこと？？」みたいな態度をとる。というか少なくとも俺はそうとしか思えなかった。
　この動画を見た日本国民は、この首相の資質について疑問に思うだろう。それは故中川昭一氏のもうろう会見の比ではない。

　後、この質問の前にも稲田氏はすばらしい質問をしているのだが、その鳩山の返答も神懸りで。そしてこの動画うｐ主の選曲ＢＧＭも神懸っている。

稲田氏「（てきとうな要約）参政権を外国人に差し上げるのは当然だとは、いつから思っておられますか？簡潔にお答えください」

鳩山「宇宙ができて137億年、そして地球ができて46億年がたっているわけです。（略）」（ＢＧＭ：宇宙戦艦ヤマトの、遥かに遠きイスカンダルに思いをはせるような挿入歌…まるで神話を語るような雰囲気）

　これが長い長い。
　この長い長い言い訳を、2ch有志が全文起こしているんだが、動画で見ると苦にならないが、この起こした文章を読むと、あまりの頭の悪さに眩暈にも似た感動を禁じえない。よくもまあこれを正気を保ったまま全文起こしたものだ。
　動画うｐ主は、この苦痛を宇宙戦艦ヤマトの挿入歌で茶化して中和している。本当によくできた動画だった。

　というわけで、一見の価値アリである。


　ところで。憲法15条で外国人参政権が制限されているのは当然だ。
　外国人参政権が導入されると、日本にどのような問題が発生する可能性があるか、陳さんとこが実にシンプル＆具体的に、感情抜きで解説されていたので、それを引用する。

　【陳さんのWorld view】本日のリーベンオチ

実質的な中国共産党公認・推薦の日本国籍者（帰化人を含む）の候補者が地方自治体の議員や首長に立候補するようになる。
↓
自民党も外国籍者の入党を認めざるを得なくなる。なぜなら、国会議員の選挙活動の手足は地方議会議員であり、地方議会議員が外国人の支持なしに当選できないという事態になるならば、当然自民党も公明党や民主党のように外国籍党員やサポーターの入党を認めざるを得なくなるからである。
↓
結果として
↓
日本の大政党に「国民政党」は存在しなくなる。
↓
国民のための政治は行われなくなる。
↓
日本の政治は外国政府、具体的には中共に左右されるものになってしまう。
※中共…中国共産党の略

　ああ。本当に民主党政権は４年も続くのだろうか。鳩山政権発足から２ヶ月である。たった２ヶ月なのにこんなに問題が発生している。後４６ヶ月も続くのだ。※鳩山政権は短命だろうが、次期民主党政権は誰のものかはわからない。岡田？管？前原？誰もがろくでもないわ。
　俺、耐えられるだろうか…。否。日本は大丈夫なんだろうか…。