あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

日刊ゲンダイ終了

2010年07月01日 23時04分13秒 | 国内の事件
 とりあえず、拡散目的でのエントリ。

(新聞紙、雑誌の不法利用等の制限)
第148条2項2号 何人も、当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて新聞紙又は雑誌に対する編集その他経営上の特殊の地位を利用して、これに選挙に関する報道及び評論を掲載し又は掲載させることができない。


 と、言うわけで、俺らブロガーですら、公職選挙法についてはある程度一読して、問題ない範囲でエントリを書いているのに。

 これはマズいだろう日刊ゲンダイ。とんでもない敵失。

 

 「もう1度民主党へ投票を」

 これは…いかん。
 冗談抜きで廃刊に追い込まれるのではないか。少なくとも放置はできまい。放置されたら法治を疑うレベル。

 正直信じられなかったけど、どうやらガチだ。4月1日は既に過ぎている。
 頭が悪い媒体だとは思っていたが、ここまでだったとはなぁ。


 うーん。
 日刊ゲンダイが廃刊になるのは本意ではないけどな。先鋭的敵性志向といったリトマス試験紙の役割は、やはり重要だと思うのだ。そういう意味で、朝日新聞も俺は滅びてほしくない。滅びて欲しいのは害にしかならない毎日新聞だけだ。

 廃刊になって欲しくないが、廃刊にならないと示しがつかんしな。…とりあえず、こんなクズ過ぎる記事を放ったら、それなりの社会的制裁は受けるべきだ。消滅してしまえ。

見え隠れする政局

2010年07月01日 22時50分11秒 | 政治(菅政権)
 菅が面白い事を言い出した。

「消費税10%に上げた暁には、年収400万円までの低所得者には、食料品や日用品については還付を行う」

 この「方針」はいいんでない?十分にアリだと思う。
 ただ、ここに至る菅の発言には、大いに問題があると思うが。

「この4年間、消費税は上げない」

「消費税10%は自民党の提案。それを参考にする」

「年収200万から300万の低所得者には消費税の還付」

「年収300万から350万の低所得者には消費税の還付」

「年収400万円までの低所得者には、食料品や日用品については還付を行う」


 なんというか、ものすげーブレブレだ。まさに筋肉少女帯の「人として軸がぶれている」。「ブレブレブレまくって、ブレてるの、わかんねぇようにしてやれ!」だ。

 でも最終的な結論には文句はない。それは実現可能なものなのかと言いたいが。

 だって無理…とは言わないけど難しいだろう。これ。なんの具体化策も提示していないしさ。
 食料品や日用品について還付というが…。

1.それを一般人にレシートで全部保管しとれと言うのか?
2.具体的にどうやってチェックするんだよ。場合によっては年収400万円以上の人からレシートを譲り受けたりとか、ありそうだし。
3.食料品と日用品と嗜好品が混じったレシートはどう扱うのよ?
4.食料品と非食料品の違いは何よ?昔懐かしビッグワンガム(プラモデルに小さなガムがついてた)とかは食料品扱いなんよ?普通に「消費税逃れ」が発生し、景気によって税収が思い切り左右されるだろうが。

 素人考えでも、かなり実現は難しそうなんだが。
 上記が無理だから、全所得の10%を還付するとか言わないだろうな。それだと貯蓄分も還付される事になるし、収入がない人は還付されないから支持されるとは思えない。
 本当にレシート貯めて消費税の還付を受ける方向で検討されるなら、収入ゼロの悠々自適富豪なんかも消費税の還付を受けれる事になる。

 消費税増税のテーマはなんだ。「安定財源」だろう?年収によって、低所得者向けの消費税還付なのであれば、年収を調整できる人は、基本的に年収を400万円以下にするよう調整するだろう。簡単だぞ?1000万円の収入があっても、祖父と自分と嫁の3人の収入とかにして、1人333万円の収入にすればいい。調整できないサラリーマン涙目だな。

 俺も、消費税については「還付」という形での還元は、基本的に賛成だけど、実現させるのは難しいと感じていた。
 これならば、消費税導入前の物品税とかに戻した方が、システムとしてはシンプルなんじゃないかなと思う。(食料品0%、自動車25%等…)

 後、還付率はどれぐらいなのよ。まさか100%還付するのか?それとも消費額によって段階的に還付するのか。
 還付率を現時点で明らかにしていないと、単なる詐欺だろう。

 あの前述の菅の言葉は、たった今週1週間の変遷である。
 このように、突然還付率も決めず、対象年収の範囲もコロコロ変え、世帯あたり年収なのか個人年収なのかもわからないもの言いで、信用できると思うか。
 しかも、前回の衆院選前のマニフェストはウソだらけだったではないか。

 これを、自民党の面々が言ったのであれば、まだ説得力はあった。公約違反をしたことがないとは言わないものの、ある程度は約束を守ってくれる実績があるからだ。
 嘘つきに、如何にも胡散臭そうな台詞を吐かれたりしたら、信用するのは難しい。

 あーあ。でもこの菅の言葉を、信用する奴が…いるんだろうなぁ…。ホントにいるのかなぁ。マジで信じられないんだけど。
 テレビしか情報源のない奴だったとしても、「子ども手当」導入を約束した時よりは、「こいつ(菅・民主党)、ほんとにやってくれんのかぁ??」感があると思うのだけど。

 さてと。この消費税問題。まだまだブレまくるだろう。
 なんせ、小澤は未だ「4年間消費税を上げないのは、国民との約束」と言い続けている。消費税を争点とすると、政局というジンクスは、まだまだ健在と見た。

 ウチの超現実主義者の嫁さんは、今回の政治局面を「小澤温存」と語っているが…。俺は違うと思っている。
 数が全ての小澤からしたら、参院選前の社民・国新の離脱はありえないだろう。俺は小澤が本当に左遷されたと見ている。となると、奴にしかできないと言われる「過半数維持の為の連立政権工作」で小澤は動かないのではなかろうか。

 そんなわけで、にわかに匂い立っている「政局」を、俺は楽しみにしていたりする。最良、民主党は割れるだろう。もしかして、意外に早かったりするんだろうか。俺3年待たないといけないと思ってたしなぁ。

 それでも、小澤が民主を割って出た場合、くっつく先は自民・公明ぐらいしかないわけで。

 それもやなんだよなぁ。