あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

三峡ダムまとめ

2010年07月23日 19時16分11秒 | 爆発中国
【日テレ】大雨続き満水の中国・三峡ダムで緊急放水
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/200720031.html

 なんでこんな巨大なダムを作る必要があるのか、そもそも謎。
 トンデモな噂で、このダムが満水になったら地軸が2.5センチ傾くなんてものもあり、うっかりそれを信じてしまいそうなぐらいの巨大さだったりする。
 そんくらい凄い圧力がかかってるんだよって事なんだけどさ。

 でも。満水状態で決壊したら長江沿岸が崩壊する以外にも、津波となって日本にまで影響があるのはホントらしい…。うーん。ソースはネット。というより誰もなんとも言えないんだろうなぁと。誰が言い出した事なのやら。

新華網の記事(翻訳)
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=zh-CN&tl=ja&u=http%3A%2F%2Fnews.xinhuanet.com%2Fsociety%2F2010-07%2F20%2Fc_12350159_2.htm

 そんなわけで。三峡ダムが先日、緊急放水に踏み切っていたというニュースが日本で流れた。これだけヤバいダムなのに、放水を躊躇していたのは当然理由がある。いくつか村や町が飲み込まれるからだ。


 で。前回エントリ時点では、重慶冠水…という話は聞いていたのだが。
 マイミクさんが「重慶水没」とか言ってて。「重慶水没?まさかぁ。俺あそこの中国の会社と取引があった事があるんだけど。マジなん?」とか、ほとんど信じてなかったんだけど。
 実際、現時点の重慶の写真とかを見ると、冠水レベルだったし。

 それが…。
 新華網の写真を今日初めて見て絶句。


 おいおい本気で水没してるのか…。あの如何にも水没寸前の街灯はなんなんだ…。

 Googleの日本語翻訳も、なかなか味のある翻訳をしている。冒頭がコレだ。

「7月19日江ロード、ナナン地区、重慶、ライトほぼ洪水に飲み込まします(原文:7月19日,重慶市南岸区○江路的路灯几乎被洪水呑没。)」

 そ、そらぁなぁ…。決壊して、上海やら南京に300億トンの津波が押し寄せる事を考えたら、緊急放水の決断はアリなんだろうけどさ。これは確かに躊躇するわな…。



 日テレは、最後「当局はダムの放水で洪水などの二次被害が起きないよう、警戒を呼びかけています。」でシメてるんだけど。なんだか被害を隠してないかい?
 日本であれば、長江沿岸を直線化して治水するのだろうが、中国は三峡ダムで治水し、ぐにゃぐにゃの川の沿岸に、ビルを林立させてしまった。

 被害を隠して矮小化し、

「三峡ダムがなければ、今回の水害でもっと多くの被災者を産んでいた。三峡ダムバンザイ!」

…てな方向性に持って行きたいのだろうけどなぁ。やっぱり日本のマスコミってのは、中国当局に協力的だなぁとか、思うのであった。
 ダム昨年完成(本体は2006年完成)でこれか…。初の水害というのに既にヒヤヒヤだな。もう亀裂が入ってて、当初の強度はないのだけど、いつまで持つのかな。元々地質が脆い場所で造られてるしな。
 ちなみに、完成時のテストでは、三峡ダムは怖くて満水の175mに出来ず。172.5mで打ち切って、周辺住民を非難させている。一説には「156mが限界」なのだそうだ。


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