だんだん、評価するまでもない「常識」と化してきている事を、殊の外寿ぎたいと感じる。
なんの事かと言うと。これである。
【変態】共産・藤野氏:「人を殺す予算」と発言、取り消す
http://mainichi.jp/articles/20160627/k00/00m/010/044000c
▲共産党の藤野保史政策委員長
酷い発言である。戦後のエセ平和主義の象徴と言える、自衛隊を「暴力装置」と人間扱いしない、不遜極まる発言をしていた半世紀前を彷彿する。
言いたい事は沢山ある。
連中は、日本の自衛隊を応援する勢力に対し、シールズの連中が言っていたように「反対する連中とはとことん酒を酌み交わして仲良くなればいい」とか言うクソな博愛主義を適用しない。
ダブルスタンダードとはこの事だ。俺は、連中ほど好戦的な奴らを見たことがない。
まあ、この話は置いといてだ。この共産党議員の、現時点では恐らく大多数から同意を得る事ができない発言について、自民党の稲田氏はこのように反論した。
しごく尤もな反論である。
ほんの数年前までなら、こんな反論しようものなら「GJ!」と俺は狂喜乱舞だったと思うが、もう今となってはむしろこの程度の反論当たり前だ。反論しなかったら、その方が激烈に叩かれたであろう事が容易に想像できる。タカ派である安倍総理や稲田氏でなくとも、ハト派の二階や谷垣氏でも、同じ台詞を言えるだろう。
だから、俺は稲田氏を褒めはしない。実はむしろ嫌いである。こいつはTPPに反対し、政権与党を獲った後、安倍総理に「君も前はTPPに反対してたじゃないか」とか言われた事がある。
その時彼女は「ウフフ。そうでしたっけ?」とか、そんなニュアンスの会話をしたという記事を、俺はどっかで読んだ記憶がある。
【産経】石破氏とはまだしこり? 首相、自民党新旧四役と会食
http://www.sankei.com/politics/news/140910/plt1409100036-n1.html
…まともな左翼の政党があれば、俺はこいつを民主党のガソリン値下げ隊のあのクソババアレベルで叩いていた事は、想像に難くない。
それより、だから俺は、共産党の藤野が、総バッシングで発言を撤回せざるを得ない空気が素晴らしいと思うのである。これは、安倍内閣でしか成し得なかった空気。民主党政権では、当然最大野党であろう自民党のバッシングはあろうとも、総バッシングにはならない。
あと少なくとも東京五輪まで、この空気が維持できないといけないだろう。
空気感の変化を感じる記事は良い。
既に、一部ネット世論から、共産党の主張がカルトである事は認識されつつある。
普通の世論的に、靖国神社参拝が総バッシングの対象であった8年前、ネット世論はカルトから、今やマジョリティの地位にまで登ったのではないかと思う。今はあの時より、ネットリテラシーは国民に浸透してる。今の変化の速度は、あの時の比にならない。
共産党は世界的にはカルトである。日本でもとうとうその流れがきている事を感じる。靖国参拝が常識の空気をまとい初めて、かれこれ8年。
今度は共産党が、カルト化するだろう。もう10年もかからない。
共産党の主張を、誰かが、例えば維新の会とかが引き継げば、加速するだろう。ただ、地方政治での共産党ネットワークは侮れない。ブスブスと居残り続ける可能性は高いが、カルトな主張と認識された連中は、無毒化する可能性も高い。
そうなって、俺ははじめて普通の左翼が、日本に誕生するのではないかと思う。
この例で言えば、維新が左翼に舵を切る形になるのだけど。
なんせ、自民党支配の終焉には、野党側のカリスマが必要になるだろう。長い道のりになるけど…。しかし、日本の政治は確かに、正しい方向へと進んでいるのは確かなのである。
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「続ける」習慣
P.S.
関係ないが、EU離脱派の言い分が面白かったので、貼っておく。
なんの事かと言うと。これである。
【変態】共産・藤野氏:「人を殺す予算」と発言、取り消す
http://mainichi.jp/articles/20160627/k00/00m/010/044000c
今年度予算の防衛費について「人を殺すための予算でなくて、人を支えて育てる予算を優先する改革が必要だ」と述べた。これに対し他党からの批判が相次ぎ、藤野氏は同日、発言を取り消すとコメントを発表した。
▲共産党の藤野保史政策委員長
酷い発言である。戦後のエセ平和主義の象徴と言える、自衛隊を「暴力装置」と人間扱いしない、不遜極まる発言をしていた半世紀前を彷彿する。
言いたい事は沢山ある。
連中は、日本の自衛隊を応援する勢力に対し、シールズの連中が言っていたように「反対する連中とはとことん酒を酌み交わして仲良くなればいい」とか言うクソな博愛主義を適用しない。
ダブルスタンダードとはこの事だ。俺は、連中ほど好戦的な奴らを見たことがない。
まあ、この話は置いといてだ。この共産党議員の、現時点では恐らく大多数から同意を得る事ができない発言について、自民党の稲田氏はこのように反論した。
「言い過ぎだ。(防衛費は)日本を守るためだ」
しごく尤もな反論である。
ほんの数年前までなら、こんな反論しようものなら「GJ!」と俺は狂喜乱舞だったと思うが、もう今となってはむしろこの程度の反論当たり前だ。反論しなかったら、その方が激烈に叩かれたであろう事が容易に想像できる。タカ派である安倍総理や稲田氏でなくとも、ハト派の二階や谷垣氏でも、同じ台詞を言えるだろう。
だから、俺は稲田氏を褒めはしない。実はむしろ嫌いである。こいつはTPPに反対し、政権与党を獲った後、安倍総理に「君も前はTPPに反対してたじゃないか」とか言われた事がある。
その時彼女は「ウフフ。そうでしたっけ?」とか、そんなニュアンスの会話をしたという記事を、俺はどっかで読んだ記憶がある。
【産経】石破氏とはまだしこり? 首相、自民党新旧四役と会食
http://www.sankei.com/politics/news/140910/plt1409100036-n1.html
首相は自身が「保守のスターにしたい」と期待する稲田朋美政調会長に対し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について「昔は反対してたよね」と冷やかし混じりに語ると、稲田氏は「(自分が変わったのではなく)状況が変わったんです」とすかさず切り返していた。
…まともな左翼の政党があれば、俺はこいつを民主党のガソリン値下げ隊のあのクソババアレベルで叩いていた事は、想像に難くない。
それより、だから俺は、共産党の藤野が、総バッシングで発言を撤回せざるを得ない空気が素晴らしいと思うのである。これは、安倍内閣でしか成し得なかった空気。民主党政権では、当然最大野党であろう自民党のバッシングはあろうとも、総バッシングにはならない。
あと少なくとも東京五輪まで、この空気が維持できないといけないだろう。
空気感の変化を感じる記事は良い。
既に、一部ネット世論から、共産党の主張がカルトである事は認識されつつある。
普通の世論的に、靖国神社参拝が総バッシングの対象であった8年前、ネット世論はカルトから、今やマジョリティの地位にまで登ったのではないかと思う。今はあの時より、ネットリテラシーは国民に浸透してる。今の変化の速度は、あの時の比にならない。
共産党は世界的にはカルトである。日本でもとうとうその流れがきている事を感じる。靖国参拝が常識の空気をまとい初めて、かれこれ8年。
今度は共産党が、カルト化するだろう。もう10年もかからない。
共産党の主張を、誰かが、例えば維新の会とかが引き継げば、加速するだろう。ただ、地方政治での共産党ネットワークは侮れない。ブスブスと居残り続ける可能性は高いが、カルトな主張と認識された連中は、無毒化する可能性も高い。
そうなって、俺ははじめて普通の左翼が、日本に誕生するのではないかと思う。
この例で言えば、維新が左翼に舵を切る形になるのだけど。
なんせ、自民党支配の終焉には、野党側のカリスマが必要になるだろう。長い道のりになるけど…。しかし、日本の政治は確かに、正しい方向へと進んでいるのは確かなのである。
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「続ける」習慣
P.S.
関係ないが、EU離脱派の言い分が面白かったので、貼っておく。