あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

米国はTPPを離脱できるのか

2016年11月23日 00時44分25秒 | 政治(安倍政権)
 まあ、これは想定内と言ってもいいんじゃないかな。

【変態】TPP・次の一手苦しく、安倍政権に痛手…発効絶望的
http://mainichi.jp/articles/20161123/k00/00m/020/101000c

【産経】「TPPは米国抜きでは意味がない」「北方4島、日露双方にとってウィンウィンの形で」
http://www.sankei.com/politics/news/161122/plt1611220013-n1.html

 トランプ氏が大統領になった場合、俺は彼が「やりやすいところから手をつけていく。無理な話は後回しにして結局できないだろう」という風に予想した。

 と、言うことは安保関連は最後である。また、これには多分手がつけられない。
 そして、喫緊の課題となるのが、景気対策である。

 その中で、TPPについては最優先だと思っていた。
 確かにこれは通商関連政策であって、直接的な景気対策でこそないが、これが発行する事で米国内の不景気に拍車がかかる可能性は否定できない。この「否定できない」というところが不気味で、無論減税やら公共投資なんかも「簡単に手がつけられるところ」ではあるんだけど。新大統領誕生の瞬間が、最も権力が確実に強い時期で、そのタイミングで多少強引な事でもできるって状況では、やっぱりTPP脱退が、トランプ氏のTODOリスト筆頭の「景気対策」なのであった。

 誰が言ったかは忘れてしまったのだけど。

「TPPはグローバル化政策の中において、大国に旨みが少ない政策であった」

 と、俺も言えると思う。世界的デフレ経済状況で、各国共に減ってしまった需要という名のパイを取り合っているのに、その少ないパイを他国企業でも平等に取りにいけるようにする政策だからだ。
 だって。経済規模の小さいところから、元々少ないパイを大国が根こそぎ奪っても儲けなんてないじゃない。小国が、大国の需要を奪うからこそ旨みがあるのである。

 で。TPP領内で言えば、日米で需要の8割を叩き出しており、日本は米国の需要を、米国は日本の需要を奪えるという形で、国民を説得しようとしていたのだ。

 つまり、米国が最も損なはずなんだけど。まあそれでも米国は自国の損になる事は徹底的にやらない国なので、日本とは違って自国有利なルールを設けていた。それでも、需要が奪われる事には変わらないので、米国内の自動車メーカーなんかを中心にして、TPPは猛反発されていた。

 まあ、だからと言ってなあ…。まだ脱退が正式決定じゃないけどさ。よくやるよなぁ。TPPを今の形までまとめ上げるまでに、どれだけの労力を払ったと思っているんだろうな。トランプ。シガラミがない、ゼロベースの改革ができるってのが、トランプ氏のウリなんだろうけどさ。
 今となっては中国包囲網の意味合いもあったTPPだし、日本が米国に対して「近隣窮乏化政策(他国の需要を奪って自分が豊かになる策)」ができなくなる…なんて事より何より、中韓をTPP枠外へと追放できる意味合いがよかったのに…。

 米国が脱退するならしたで、米国が引いていた自国有利のレールを、日本がごっそり引き継ぐ事ができるかもしれないけど。それをやる気概が、今の日本の政治家にあるだろうか…。

 まだまだ予断を許さない状況だけど。随分厳しくなってきたなTPP。

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