あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

反米田原のバックボーン

2017年11月06日 23時49分56秒 | 特定亜細亜
 旅行から帰ってきました。今後共よろしくおねがいします。


 さて。久々にネットで不愉快な人達の記事をじっくり読もうか!と思って、田原総一朗の記事を読み始めた。

【東京】田原総一朗が「マスコミは信用できない」と悟った出来事
https://news.nifty.com/article/entame/tokyofm/12199-uKZF5vbDa8/

 例によって、「それをオマエが言うのか」というツッコミベースのエントリを想定していたのだけど…。
 意外や意外。ワリと共感してしまったのであった。

日本が世界に誇る各界の“知のフロントランナー”を講師に迎え…

 でもこの書き出しはなぁ。何がフロントランナーじゃと思ったわ。…まあいいか。

「アメリカの艦載機が冗談半分で機銃掃射をして何人も亡くなった。僕の家の前でも亡くなった人や負傷した人が連れられていくのを見た。僕のいとこも2人戦死している」と当時の辛い記憶を遡ります。
小学校5年生のときに、社会の授業で軍事教練が始まったそうで、「世界の侵略国であるアメリカやイギリスを打ち滅ぼし、植民地にされているアジアの国々を独立させ、解放させるための正義の戦争である。早く大きくなって戦争に参加して名誉の戦死をしろ」と教えられたのだそうです。
しかし、昭和天皇による玉音放送後となる2学期には「あの戦争は間違った戦争だった、やってはいけない戦争だった。君たちは平和のために頑張らなきゃいけない……と先生の言うことが180度変わった」と話す田原さん。
幼いながらに「大人たちやマスコミの言うことはまったく信用できない。国は国民を騙すんだ」と感じたと言い、そのときの思いがジャーナリズムを目指した原点なのだとか。

 俺はこれが、初めて田原総一朗のバックボーンを知った記事となったのであった。
 なるほどなぁ。こりゃアメリカ憎しになるのもわかるような気がする。それで、政治を評論するようになれば、最終的に反米になると言われるのも、今と違って昔なら理解できるように思う。

 俺は、このエントリで田原を叩く為に、もう1つ田原の記事を準備していた。

【ブロゴス】僕は護憲論者ではないが、憲法96条の改正には反対だ〜憲法記念日、田原総一朗インタビュー
http://blogos.com/article/61525/

危険な政権が生まれることは良くあるから、ハードルは下げないほうがいい(中略)憲法の中で変えてはいけない条文が二つある。
一つは、9条1項。国権の発動としての武力行使、戦争はしないという条項。これは絶対に変えるべきではない。安倍さんにも直接言ったことがある。

 アメリカの思惑で、日本を弱体化させるための条文を、一番重要な条文を絶対に変えてはならないとか、アホかと。
 そこでアメリカの思惑に沿うのはなんでやねんと。オマエの反米路線であるならば、9条改憲路線が正解ではないのか。

 でも、こんなふうな矛盾に満ちた病的とも思える主張をする小林よしのりや田原総一朗も、バックボーンがアレだと思うと、ちょっと納得できてしまうのである。

 想像してみてほしい。
 今後、アメリカがかつてのクリントン政権のように、日本に対して酷い仕打ちをするようになったとする。で、中韓がかつての反日を反省し、様々な反日主張を撤回した上で反米を強調するようになったとする。

 国益を考えれば、どう考えても日中韓は連帯し、アメリカに立ち向かうべきだという状況になった場合、今の我々は中韓と迎合しうるだろうか。

 ちなみに、俺はそうなった場合、自信を持って中韓と連帯する事を、今ここに宣言しておきたいと思う。
 俺は今、世界中を見回してみて、日本はアメリカを組まざるを得ないと思うが故、「消極的親米」なのだけれども。それはその選択肢が、長期的にみて最も日本の国益に沿っていると思うからだ。
 叩くべきは叩くけれども、今は優先順位を下げなければならないと考えている。
 中韓と連帯とか、今はホント、嫌だけどな。状況がそっちの方がいいならば、やるだろうよ。所詮、ベストな選択なんてものは、政治にはないのだ。

 ま、俺の事は置いとくとして。
 今の嫌韓、反共の人々が、本当の意味で中韓と和解できた時、彼らを叩く事の優先順位を下げられるとは、とても思えないのである。
 頑なに、非韓三原則(韓国を助けない、教えない、かかわらない)を守るような気がする。

 すると、今度は俺らがジジイ・ババアとなった頃合いで、今、反米キチガイと化している田原総一朗や小林よしのりのような、嫌韓、反共キチガイのジジイ・ババアと呼ばれて、若い連中から「老害」扱いされているような気がするのである。

 田原にせよ、そうだなネトウヨ代表といえば、例えば

【news-us】韓国をインドと比較してバカにしたAAをご覧くださいwww
http://www.news-us.jp/article/20171106-000009k.html

 こーゆー連中にせよ、「相手の立場になって考える」という想像力が極めて欠如しているような気がするのだ。

 俺はそうならないように、今後も努力していきたいと考えている。
 少なくとも今日、俺は田原の反米スタイルに共感できて、「自分はまだ、多分大丈夫だ」と思ったのであった。

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