Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

ウルム2

2007-01-14 | テディベア

 

 

 

 


大聖堂のなかは、著名な美術家たちによる絵画や彫刻、色鮮やかなステンドグラスなど、貴重な美術工芸品の宝庫です。
その中に、枝をくわえた鳥の彫像がありました。
2枚目の写真ですが、黒くて大きかったので、あれっ、どうして、カラスがいるのかなと思っていました。
3枚目、大聖堂の外に出ると、建物の飾りにまた、カラスが....。
添乗員さんに質問すると、調べてくださって、カラスではなく、ツバメとのこと....なるほどと納得。
昔、長い木の柱を町の門を通すときに、ツバメの知恵を借りたとのことでした。
横にして運んでいたので、どうしても通らず困り果てていた時、ツバメが枝を自由に操るのを見て、そうだ、縦にして運べばいいんだと感謝したということです。
ところが、帰国して、ネットを見ていたら、この逸話にふれたものが、3件とも、ツバメではなく、スズメになっていました。
大聖堂の塔の上にも、彫像が飾られているそうです。
ツバメかスズメかどちらかわかりませんが、いずれにしても、鳥たちの知恵を借りたことにはまちがいありません。
そういう人たちの感謝の気持ちが、4枚目、5枚目の写真に....。


In Ulm, um Ulm, und um Ulm herum.
(ウルムで、ウルムの周りで、ウルムの周りをぐるぐる回って)
ウルムの早口言葉です。