「手品師」 1890年頃 フランス ランベール
「ギター弾き」 1890年頃 フランス ランベール
手品師は見事な技を見せてくれます、右手に持つ蓋を伏せて上げると、これが、あらっ、サイコロに替わっていました。
ギター弾きはギターを弾きながら、舌を出し入れします、話したり、歌ったりを表現しているそうです。
「ティー・ドリンカー」 1910年頃 フランス フォリボア
上の写真ではわかりにくいですが、ほんものの水がポットからカップに注がれています。
そして口にはこんで飲む時にはごくんと音もします。
その時にはもうポットに水が戻っているという仕掛けです。
「フライング・シンギング・バード」 1900年頃 フランス ボンタン
小鳥たちが囀りながら、木の間を飛び交います。
左の青い小箱は、
「シンギング・バードBOX」 現代 スイス リュージュ
丸い蓋があくと小鳥が飛び出てきて羽をふるわせながらしばらく囀り、また蓋が閉まります、声も姿もとてもチャーミングです。
「シンギング・バード・ケージ」 1900年頃 フランス メーカー不詳
50年以上寝かせて色褪せなかった羽だけを使っているとか、とても美しい小鳥たちです。
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昨日ご紹介した「絵描き」、「バリスター」はこんな感じで展示されていました。
展示はそれぞれのオートマタを製作した作者の工房ごとになっていますが、私の紹介のしかたはばらばらです。