「クラウン・マジシャン」 1900年頃 フランス ルター
彼が扇子で顔を隠すと、
あら、ふしぎ、彼の顔が消えていて、しばらくすると、横の箱から彼の顔が現れます。
また、扇子が上に上がると、箱の蓋は閉まって、彼の顔は元に戻っています、お見事!
「タイト・ロープ」 1870年頃 フランス フォリボア
ガラスのドームの中に入っているタイプ、初期の頃はこういうのが多いそうです。
「トルコの煙草のみ」 1890年頃 フランス ランベール
ほんものの煙草を吸って、煙をはき、至福のひとときの表情をします。
「アフリカの女王」 1890年頃 フランス ルレ・エ・ドゥカン
彼女が持つ長い棒の上で、小さな子が曲芸を演じます。
「椅子の上の曲芸師」 1895年頃 フランス ルレ・エ・ドゥカン
ほんのすこし介助がいりますが、見事に演技してくれます。
ジオラマのひとつ、帆船が波間に揺れ、汽車が鉄橋を渡り、風車や回転木馬が廻ります。
裏側です、汽車が走る仕組みがよくわかります、ふだんはケースに入っていて裏側は見えませんが、この企画ではケースから出して見えるようにしてありました。
「茶運び人形」 現代 日本
この人形のほか、展示台の下のケースに並べられていて、動きを見られないのも何体かありました。
動かしてもらったのも34体と多く、ご紹介できていないものもありますが、オートマタのご紹介は今日で終り、明日はオルゴールとティーサロン、明後日はショップと続く予定です。