Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

オートマタ 5-3

2009-09-22 | テディベア

「泣いているジャン」 1890年頃 フランス ヴィシー

 

被っているロバの帽子は、ばか帽子ともいわれていて、お勉強ができなかったり、いたずらをしたときに被らされるそうです。

 

それで、先生に叱られて、ジャンが泣いているんです。

 

「シルクハット犬」 1910年頃 フランス ルレ・エ・ドゥガン
「ミルク缶入りの子猫」 1890年頃 フランス ルレ・エ・ドゥガン
どちらも、ゼンマイを巻くと、かわいいお顔を覗かせます。
この犬のオートマタにちなんで、入場者にプレゼントされる記念品がこのたびは犬の形に作られたミニタオルになっていました。

 

「ケン玉をする少年」 1890年頃 フランス ルレ・エ・ドゥガン

 

ケン玉がとても上手、絶対に外しません。
玉をぽんと上げたとき帽子にぶつかってぼんと音がしたりして、うふふです、時にはおでこにも当たったりするそうです。

 

「シャボン玉吹きの少年」 1890年頃 フランス ルレ・エ・ドゥガン

 

左手に持ったカップにはほんもののシャボン玉液が入っていて、それにストローをつけて、ふっと吹いて、シャボン玉を飛ばします。
シャボン玉を飛ばすと、犬が足元にじゃれつくようになっている少女のバージョンのを、京都嵐山オルゴール博物館で見たことがあります。
短いですが、シャボン玉が飛んだところが動画に撮れていますので、クリックしてみてください。
「シャボン玉吹きの少年」