ソウルに出かける前の下調べで、一番行きたかったところが「木人(もきん)博物館」でした。
地下鉄を乗り換えて徒歩10分とあり、この10分が知らないところでは結構大変なのですが、がんばって辿り着きました。
入口で迎えてくれる木人、
エントランスに並ぶ木人、
来館者がメッセージを残すテーブルの前にさりげなく置かれている鳥、
一歩館内に入ると、思わずわ~と声が出てしまいそうな展示物がいっぱい、
説明は韓国語、英語、日本語の三ヶ国語表記、
すばらしい造形の数々に、
虜になってしまいました、来てよかった~。
木人(モキン)は喪輿(サンヨ)という死者を運ぶ輿に飾られていたもので、朝鮮後期のものが多く残っているそうです。
来館者は私たちふたりだけ、写真撮影もOK、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。
造形の美しさ、楽しさ、多様さはもちろんなのですが、死者を送るという行為のなかに込められた死者への尊厳が感じられ、いまは死者となった人と過ごした時間をいとおしむそんな心が伝わってくるところに惹かれます。
しばらく木人の数々をシリーズでアップしますが、知識がなくまとめられませんので、ランダムな紹介になります。
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今日から24日まで東京で過ごします。
ブログのアップとコメントへのお返事は大体できると思いますが、持参する超小型のパソコンが扱いにくいので、みなさんのところへは伺えないことが多いかもしれません。