くまモンをこの世に出した小山薫堂さん特集の「PEN 2013.9.1」です。
katsuraさんにお借りしました。
映画「おくりびと」の脚本をはじめ、多くの分野で活躍中の小山薫堂さんと日本らしさについて考えるのですが、
たくさんの記事のなかから、くまモン誕生についてのお話を紹介しましょう。
はじまりは“くまもとサプライズ”でした。
くまモンの舞台裏は、おまけで披露された偶然のキャラクターだったのです。
くまもとサプライズのロゴはグッドデザインカンパニーの水野学さんによるものですが、このロゴのおまけとしていっしょに作られ、お披露目されたのがくまモンでした。
当初、全くの無名だったくまモン、涙ぐましい地道な営業努力の末、大阪での名刺配りなどを経て、全国ゆるキャラコンテストで優勝、
今年の夏には、欧州遠征に出かけるまでになりました。
名門のシュタイフ社でテディベアになり、バカラではクリスタルくまモンになり、MINIオックスフォード工場ではくまモン仕様のMINIを贈られました。
ネットでも写真つきの記事になって発信されていました。
各界の第一戦で活躍中の7人のクリエーターが、それぞれのくまモンを描きました。
シールになっていて、katsuraさんがこのシールをプレゼントしてくださいました、切り取って、大事にファイルしなくっちゃ。
この絵を見て、
くーたんが「ぼくも描きた~い」とクレヨンで描いてくれました。
小山薫堂さんは東北芸術工科大学企画構想学科の教授も務めています。
この本には、●老舗料亭・下鴨茶寮から“和”な魅力を発信していく、●老舗ホテルを変えた数々の名企画とは、●食べ歩いて出合った誇るべき“食”の数々、●世界に紹介したい温もりあふれる日本の「手仕事」、●嵐がもつ“伝える力”に託したたいせつなこと、などなど、たくさんの記事がつまっています。
機会があれば、本屋さんでぜひ手にとってみてください。