赤レンガの建物、北仲ブリック@横浜北仲地区
いつもは、桜木町からMM21エリアに向かってお散歩するのだけど ちょいと趣をかえて馬車道界隈へ。 途中でバニラビーンズでホットチョコレートでも飲んで とかいうもくろみは・・ 財布を忘れたことでふっとんだ。 PASUMO があれば地下鉄には乗れるし 建物を外から眺めるだけなら無料だろうということで 現金は一銭も持たず 歩き回るという羽目に。無駄使いをしなくてよかったというのは負け惜しみ。 あげく、いい天気に花粉症を発症。ちょいときびしいお散歩に。 そんなことにはめげず てくてく。
まずは 馬車道界隈のノスタルジックな建物たちを・・ 赤レンガ倉庫に似た雰囲気のある建物は その昔は生糸検査所の 事務所兼倉庫だったそうな。1926年(大正15年)に建てられた遠藤於菟設計の建物。現在は国の出先機関がはいる横浜第二合同庁舎も旧生糸検査場でこの方の設計。同じ感じの建物ですというか意図的に統一した意匠にしたのでしょうね。
横浜第二合同庁舎
このお方、帝国大学(東京大学)のご出身。(この時代の建築家はほとんど東大出身のような気が) それはさておき この近くにある三井物産の横浜支店も設計しておられます。三井物産の横浜支店は 日本で最初のコンクリートの建物。(この建物、撮影したつもりだったのですが花粉症でかすんでみえなかったのでしょうか・・写真がありませぬ。 次の機会ということで。)
旧三井物産横浜支店の建物は赤レンガつくりではないですが 生糸検査場とは調和のとれた建物だったと思います。街の景観には調和って大切、建物単体ではなく全体としてどうって視点は いろんなことに共通していて 現代はなんだかなくなってしまったような気がしていますが、どうでしょうか。
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