観たもの・たべたもの・・買ったもの

趣味ではじめた デジカメの写真だよ。

和洋折衷・・

2013-11-28 22:40:08 | 横浜

横浜三塔物語、キングの塔@横浜

さむっ・・黄葉もあちこちでまっさかり。ちょいと前、日本大通の銀杏並木をめでるために散歩におでかけしました。2週間くらい前だったので まだ黄葉がはじまったばかりでしたがそれでも見事でございました。 神奈川県庁の前の銀杏も黄色くなっていて 庁舎の茶系の色となんだかよくあっていて いい感じ。
神奈川県庁は帝冠様式という和洋折衷の建築のはしりだそうで、洋式のビル建築の上に和風の塔や寺院風の屋根をもせたもの。日本風のビルとでもいいましょうか。 独特の感じですよね。 レンガつくりもいい感じで お気に入りの建物の1つでございます。 幾何学的な模様はフランク・ロイド・ライトの手による建築様式。(フランク・ロイド・ライトは好きな建築家) この様式は昭和初期に流行したそうで 今は明治村にある旧帝国ホテルもそうですよね。。というか こちらは ご本家、ライトの設計でした。
県庁の塔は 横浜三塔物語 とかいわれているうちの1つ キングの塔としてしたしまれておりますね。 高層ビルにかこまれているわけではないので 塔の後ろに青い空がひrがるのもよいです。 建物と黄葉を楽しめるお気に入りの散歩コース。

こんな感じで 黄葉・紅葉の名所はたくさんありますが 気がつけばけっこう身近なところにいろいろあるものです。 通勤途中の歩道でもこんなきれいな紅葉が・・ 

 

 


調和

2013-11-27 00:25:00 | 名古屋

トヨタの寄付でできました、豊田講堂@名古屋

 在校当時は特別、気にもとめなかったというか当たり前の光景だった豊田講堂。開かれた大学ということで正門のない大学は キャンバスの真ん中を大きな道路がつっきり 通りからはこんな広々とした光景を眺めることができる。 あらためてみると 地味だけどなんか存在感がある建物。正面の広場(グリーンベルト)と 調和がとれていてコンクリート打ちっぱなしの建物にしては主張しすぎずとても自然な感じ。おだやかで懐かしい光景。
その名のとおり 現トヨタ自動車の寄付でできた講堂。上から見るとカローラの形してるとか トヨタのマークがみえるとか まことしやかな都市伝説がありました。 真偽のほどは定かにあらず。 設計は日本の建築界の重鎮、槇文彦先生。現代モダニズムの代表的建築との評価が高いそうな。 そうなんだ。。 あんまり中にはいったことはないけど、それなら内装ももっとよく観察しておくんだった。2008年に改修工事が完了したので コンクリートとかきれいになったかと思うけど、外観には手をいれずに行ったため この光景は昔のまま。コンクリートの打ちっぱなしは ほかっとけばいいのかとおもいきや 覆うもの・・すなわち保護するものがないので けっこうやっかいなのだとか。 改修ももちろんトヨダグループの援助により 槇先生の事務所が手がけ施工は竹中工務店。と つくったときと同じチーム。

こうしてみると ひいき目ですが しみじみいい風景。 建物だけが主張しているのでなく周囲と調和していて・・ さすがです。 豊田講堂について 設計を手掛けた先生はこんな風に語っております。

 槇文彦ー近作を語る
http://www.tozai-as.or.jp/mytech/08/08_maki01.html

周囲との調和・・・ 斬新だけどそれを神宮の森にってどうよ。 と国立競技場の建て替えに勇気をもって一石を投じた方でもあります。 
専門家不在のまま 要件が定義され 参加資格がとてつもなくきびしいコンペが行われ、決まった原案はすでに公表している。それで誘致してしまったし・・ 建造物は 維持管理の必要もあり 経済的側面からも疑問視されていた原案。 いろいろ見直しがはいっているようですが さてどうなることやら。 銀杏並木やちょっとレトロな神宮球場、神宮の森。 せっかくの景観をぶちこわすような建物は必要ないよね。 8万人も常時 集客できるようなイベントがそんなにあるともおもえないし。 専門家による諮問機関ができたようですが 負の遺産にならないようにお願いしたいです。


うまれかわった・・

2013-11-22 23:54:45 | 

ガラスのピラミッド by イサム・ノグチ @ モエレ沼公園、札幌

ごみ埋め立て場が、こんなきれいな公園になるとは・・ 札幌市郊外に位置する モエレ沼公園。 彫刻家 イサム・ノグチが基本設計を手がけ 大きな公園が彫刻作品のように 計算され いくつもの表情をもっている。 ごみ処理場からこれだけのものをイマジネーションできるのは さすが イサム・ノグチ。 建築家ではなく彫刻家の視点だから しばられるものが少なく 柔軟な発想ができたのかな。 残念ながら ご本人は 基本構想を完成させた後、すぐになくなられ 完成をみることはなかったのです。 その構想は財団の手にひきつがれ 20年以上の歳月をかけて完成。 とても廃棄物の埋立地とはおもえません。 
観光地としてはあまりメジャーじゃないですが 特にこのガラスのピラミッド 「HIDAMARI」 を鑑賞したくて・・ 思ったよりも大きな建物で 飾り物かとおもいきや 内部にはホールやcafeがあり 立派な施設。 吹き抜けの2階のホールでは結婚式が行われておりました。 ガラス張りゆえ 夏はかなり熱くなりますが 雪を貯蔵し利用した冷房システムを採用。冬は太陽の熱により その名のとおり HIDAMARI の快適さ。 あたたかい空気は上にあがり ピラミッドの上部に滞留しますが その熱を館内の暖房に活用するという 地球に優しいハイテクシステムをとりいれているようです。
少し緑のような青のようなガラスの色も味わいがありますが 内部の骨組みの幾何学模様も素敵。 そのむこうに見える空とで1つの絵のようで おもわず魅かれてシャッターをおしてしまいました。 

ガラスの向こうの夕日 @ HIDAMARI

公園からは 街の反対側の 羊が丘公園や札幌ドームもみることができ 公園内の景色だけでなく 眺望も素敵。 テーマパークのような派手さはないですが のんびり過ごすにはいいかも。 

モエレ沼公園 HP: http://www.sapporo-park.or.jp/moere/index.php


ビール対決

2013-11-18 12:56:47 | 

キリンビール工場@千歳

サッポロビール博物館@札幌

社会見学@北海道ってわけで、千歳に到着するなりビール工場の見学。試飲が目的。キリンビアパークへ向かうのになぜかナビの目的地は札幌ビール工場にセットされていたらしい。 僕のつくったツアーメモ・・ なぜかサッポロビール工場になっていたらしい。 思い込みはこわい。キリンビール工場が目の前に現れたにもかかわらず ナビの目的地が違う。 なんで?? そりゃそうだわ。最初から間違ってるんだから。 まぁ ちゃんとキリンビアパークについたのでよしとしよう。 

千歳のキリンビール工場。大きな敷地の中に働く人たちの数は100人とちょっと。 少ない!! ラインツアーで納得。 ビールって我慢の製法。熟成期間が必要で 大きな窯で眠ってる間は そんなに人手は必要ないというわけ。 じっくり時間をかけておいしいビールが届くわけですな。 原料も 大麦とホップと水とコンスターチなどの副材料とシンプルなもの。その組み合わせと製法のちょっとした違いでいろいろな味ができるというわけ。奥深い。 見学のあとは併設するビアパークでおまちかねの試飲。 キリンなんでビアパークには All Japan のサッカーチームのユニフォームやパネルも。 さすがメインスポンサー。 

対するのは札幌ということでサッポロビール。 こちらは工場ではビール博物館へ。 なので無料の試飲はありませんでしたが 博物館らしく洗練された展示。ツアーではよどみなくこれらの展示をお姉さんが説明。 さすが・・と感心。 北海道の開拓とともに歩んできたサッポロビールの歴史にふれられます。 その昔 ビールの低温熟成は木樽にいれて豊平川の氷を使用して行われたとのこと。北海道ならではですね。アサヒとサッポロは同じ会社で独占禁止法により2つに分割されたそう。現在、ユニークなシンボルのあるアサヒビールの本社@吾妻橋は もともとサッポロビールの工場だった。 そんなこんなの歴史物語。

キリンビアパークでは、限定品のお土産がたくさん。 中でも目をひいたのがこの巨大プリッツ。 ビールの味がほのかにするマスタード&ソーセージ味のプリッツは まさしくビールにあうお味。 おいしゅうございました。 東京駅のお菓子ランドにもなかったレアもののプリッツのようです。

サッポロビール園では できたて生ビールとともにジンギスカンなどを楽しめる。 ラム肉もやわらかくてくせがなくうまい。 3つある中で 一番、落ち着いた雰囲気といわれ ぴったりと ガーデングリルを選んだ僕たち。 落ちついた雰囲気であろうがなかろうが がっつり、たっぷり飲んだり食べたり・・ しめはもちろん 寒くてもアイス。 なにやってんだか。

どちらでも教わったビールのおいしいいれかた 3度つぎで おいしいビールを味わっているこの頃。 満足!! 




晴れ女の威力・・

2013-11-14 23:37:10 | 

静寂の雪景色・・内浦湾に続くスロープ@ウインザーホテル

 天気があまり・・の予報が こんな美しい雪景色を運んでくれました。 前日の雪模様の景色が 一日でこんなに積もって白銀の世界。 
どうですか。 晴れ女の威力ここにあり・・と 同行者2名 喜んでくれました。 まぁ わたしのおかげでは決してないですが。
雪見風呂も満喫。 極上の休日でございました。 

ラーメン@千歳にはじまり、スープカレー@千歳におわった 食い気の旅でも 景色はちゃんと楽しんだでございます。 


音のない世界

2013-11-13 08:19:35 | 

静寂の銀世界@洞爺、北海道

大学バレー部同期3名、恒例の秋の北海道。  天気予報はいまいちだったが そこは晴れ女の名にかけて・・ とおもったらなんと雪。 今シーズンの初雪だって。 おかげで美しい雪景色を堪能。 ころんでもただではおきませぬ。 念ずるこつは よくばらないこと。 1日でもいいから いい天気にしてね。 と・・ そうすれば (って なんの話やら)
普段は音・・雑音に囲まれて過ごしているので 静けさがよけいに心地よい。音をすべて雪が吸収したかのような夕暮れに サンセットはみれませんでしたが おもわず感嘆の声をあげそうに。。 しかし  そこはお静かに。 ピンクにそまった空と雪、シルエットのようにうかびあがる木々。 と幻想的な景色を見ることができました。 (普段のおこないです。 きっと・・・)

降り続く白い雪は、心模様、そっと
滔々と白い雪は、無常なる人の世を
すべて 許すように降り続いて行く - Glay、 Winter Again より  べたですがBGM はこれかな。 


紅葉前に・・

2013-11-06 00:49:24 | Kyoto

水の通り道・・水路閣と台風により流出した土砂@南禅寺、京都

水路橋の上部、幾何学的な風景

 紅葉前に京都をお散歩。 人気の100系統バスになんとなく乗ったものの 行く先は未定。 バスに乗ってるうちに急に南禅寺に行きたくなり、南禅寺に近いバス停で下車し 岡崎地区をぬけて南禅寺へ。 南禅寺といえば 水路閣ですね。 映画やドラマの撮影にもつかわれるこの風景。 お寺とは関係ない建造物ですが 今では古さが味をだし 周囲の風景とよくなじむようになってます。 できた当初は お寺の敷地内を横切り風情を壊すとんでもない橋だったと思いますが。 時代がかわって名所の1つとなるなどと 明治の時代に想像した人はいたのだろうか。。。(まぁ いたでしょうが。) 時の権力をにぎっていた力のあるお寺を恐れた明治政府の廃仏毀釈。時代背景から考えるといやがらせとしか思えないこの橋も 時代がかわれば・・でしょうか。琵琶湖の水を京都へひくためにできた水路ですね。 物資の運搬も行われいたそうな。 
渡月橋が流されそうになったあの台風で、南禅寺も被害をうけ しばらく一部が拝観停止になっていたようです。 そのときに流出した土砂が 水路橋のまえに 積まれていました。 そんな土砂さえ風景にとけこんで妙にマッチしてしまう 不思議な雰囲気のある場所です。 この雰囲気がけっこう好きかも。 昨年も 同じ時期に訪問しておりました。

 楽天、優勝おめでとうです。 まとまりのあるいいチームになったよねぇ。 めっちゃ うらやましい。 やっぱ 投げるでは まぁくんという軸、打つでは マギー、ジョーンズ 外人選手2名。 軸がしっかりしていてぶれないチームは強いよね。 どら様も来年こそは。 にしても いばちん どうなっちゃったの。 かなりショックです。 


鱧まつり・・

2013-11-02 23:03:04 | Kyoto

結婚式の準備万端、舞殿@八坂神社

日本人の鱧・・脂がのっておいしくなるのは秋。夏の鱧は韓国産のほうがおいしいらしい。秋ということはマツタケとの最強コンビが誕生。脂ののった鱧しゃぶにマツタケの香り。 こりゃたまりません。 ということで 京都にて恒例の鱧祭り。ことしもはもまつに出会えてありがたい限り。 いつもの相方にくわえ、高校・大学の先輩が参加。賑やかな会となりました。3人分の鱧からでるおだしはいつもよりもさらに濃厚。〆の雑炊がこりゃまた美味。鱧しゃぶのほかにも 確かな技術に裏打ちされた職人技の繊細なお皿の数々。 そんなお皿を楽しみながら、久しぶりに出会った先輩をまじえ 話の種もつきず・・ 楽しい会で Happy Time。 転勤で関西を離れたためなかなかうかがうことができませんが、いつもありがとうございます。 ということで お店も毎年の 割烹はらだ。 ご夫婦のおもてなしに いつも心がなごみます。 

さてはて ことしの人参も後は北海道旅行を残すのみ・・ 早いなぁ。。 

まぁくん・・ 負けちゃった。 ついに大詰め きびいとは思うけど ここまできたら 楽天頑張れ!! (野球シーズンはすっかり終わった気分でしたが ここにきて ちょっと力がはいってます。) ひさびさにどきどきした僕。