大桟橋からMM21
横浜大桟橋、愛称くじらの背中。多くの面を連続的に組み合わせゆるやかなスロープで高低差をつないだその形がとても魅力的な国際ターミナル埠頭。 国際コンペで最優秀案に選ばれた作品で 当時は若くて無名のイギリスの建築家2人の手によるもの。従来の建物の高低は水平に階を構成するものという概念を打ち崩したとして世界に大きな衝撃をもたらすものであったとのこと。とある解説によれば、「波のような曲線面を用いることによって、フロア・壁・天井をすべて連続した同一部分として捉え、ひと続きとして繋げた設計」(引用*) 確かに・・納得
*ArchiFuture Web より引用 http://www.archifuture-web.jp/magazine/16.html
それだけでなく、三角形を組み合わせた天井で柱がなくても強度をもたせるようにしたり、緊急車両が通る海側の通路の強度を強くし、その境界を目線の邪魔にならないシンプルな低い円柱で区切ったり、機能的にも配慮された建築なのです。
シンプルだけど美しい・・機能的なものは美しいのです。そしてここからの景色がまた格別。風にふかれてそぞろ歩きがなんとも心地いい。ちょっとへこんだときなどは、ここで風に吹かれて気分転換。。 お気に入りの場所。
横浜を代表する名建築だと思うんだけどな。
風に吹かれてといえば、ノーベル賞で話題になった ボブ・ディランの局ですね。 BGM は Blowin'The Wind compsed by Bob Dylan ちょっと社会的な歌詞ですが。
-How many times must the cannon bolls fly betore they’re forever banned?
永遠に禁止される前にどれくらいの砲弾が飛び交うのか?(どれくらいの砲弾が飛べば 禁止されるのか)
The answer, my friend, is blowin’ in the wind
友よ、答えは風に吹かれているのさ