スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

金子みすゞ詩集より「こだまでしょうか」朗読

2021-08-21 09:00:00 | 神奈川山梨秋祭り等(R2年~)

日本吟道学院では秋季秋祭り大会が今年久しぶりに開催予定です。

秋祭りですから少し遊び心があります。

私は金子みすずの詩集を引っ張り出し、自分で吟譜を付記して

吟詠にチャレンジしようと思いました。

詩文は以下の「こだまでしょうか」です。

こだまでしょうか  金子みすゞ

「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう。
 「ばか」っていうと 「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。

そうして、あとで さみしくなって、
 「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、いいえ、誰でも。 

但し、徳富蘇峰の吟詠訓を少しでも取り入れます。

第3項:詩を吟ずるには、先ずその作家の何人なるか、いかなる場合に作りたるか、

何故に作りたるかを明らかにし、その作者に代わりて之を唱吟する心得あるべき事。

第4項:詩を吟ずるには、千篇一律ならざるよう、その詩の個性を生かすべき事。

先ずは朗読から

「こだまでしょうか 金子みすゞ」朗読
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