冬季題俳句 杉村何彦 第三句目
前回、前々回に引き続き、私の学生時代の友人杉村君の俳句を吟じました。
では三番目の句は次の通り。
今日もまた生かされてをる小春かな
前回と同じく、この句も、脳卒中になって死と隣りあわせを経験した私のことを
代弁してくれているのではないか、と思いました。
以下のURLがYoutubeです。 ではお楽しみ下さい。
いくつかの吟譜で吟じてみましたが、まだまだ練習不足ですのでその辺りはご勘弁下さい。
杉村君の冬季題3句は、今回で終わり。
春季題は4月以降に取り組みますのでお楽しみに。
「横浜詩歌福祉吟詠同好会」を立ち上げ、脳卒中後遺症の仲間数名で、
この彼の句も含めて、発声訓練と吟詠の初歩から取り組み始めています。
その様子は改めて紹介したいと思います。
冬季題俳句 杉村何彦 第二句目
前回に引き続き、私の学生時代の友人杉村君の俳句を吟じました。
では二番目の句は次の通り。
今此処に我ある不思議初景色
この句も、脳卒中になって死と隣りあわせを経験した私のことを代弁してくれているのではないか、
と思いました。
以下のURLがYoutubeです。 ではお楽しみ下さい。
いくつかの吟譜で吟じてみましたが、まだまだ練習不足ですのでその辺りはご勘弁下さい。
https://www.youtube.com/my_videos_annotate?video_referrer=watch&v=-NcuXmoNvnc
https://www.youtube.com/my_videos_annotate?v=bqZFbOfhAW4&video_referrer=watch
「横浜詩歌福祉吟詠同好会」を立ち上げ、脳卒中後遺症の仲間数名で、
この彼の句も含めて、発声訓練と吟詠の初歩から取り組み始めています。
その様子は改めて紹介したいと思います。
冬季題俳句 杉村何彦
今回は私の学生時代の友人の俳句を吟じました。
彼から春夏秋冬にかかわる俳句を頂戴し、今回は冬季題です。
今回、次回、次々回の3回に分けて冬季題を3句、吟じてみました。
では最初の句は次の通り。
病から一命得たり初御空(はつみそら)
彼がこの句をどんな背景で作ったのかは知りませんが、
この句は正に私のことを詠ってくれたのではないか、と思いました。
本人にはどんな背景があって、この句を作ったのか今回は聞いておりません。
夏、秋の句の際には、作った情景・背景を聞きました。
それはそのままブログで紹介しました。
但し、俳句は作った情景よりも、それを聴いた方がどう感じるかが大事で、
またその人がどの様に感じても人それぞれで良いのです、とも聞きました。
その様に考えた時には、正にこの俳句病から一命得たり初御空(はつみそら)は、
5年前脳卒中で死と隣りあわせを経験した私のことを代弁してくれているのではないか、
と思った次第です。
この様に私は実感を得ましたので、この背景を聞くまでもないということですね。
以下のURLがYoutubeです。 ではお楽しみ下さい。
2種類の吟譜で吟じてみましたが、まだまだ練習不足ですのでその辺りはご勘弁下さい。
以下は付録のつもりで、過去のことを追記しました。
学生時代の友人杉村君の雅号が「杉村何彦(いずれひこ)」で、何彦の「何」は
「古今集仮名序の生きとし生けるものいづれ(何)か歌をよまざりける」
からいただいた、と聞きました。
杉村何彦君の俳句は、8月8日、11月14日にこのブログで紹介しました。
日常の出来事を俳句に詠んだというそれぞれ夏季題、秋季題の俳句でした。
8月8日 夏季題俳句2題 杉村何彦
山寺の参道深し著莪(しゃが)の花
能囃(のうばやし)戻る現(うつつ)の蝉時雨(せみしぐれ)
11月14日 秋季題俳句3題 杉村何彦
天神の刷毛の気儘に秋の雲
秋晴れを歩けば心青くなり
天高し妻のテンションいや高し
私は平成27年4月「横浜詩歌福祉吟詠同好会」を立ち上げ、
脳卒中後遺症の仲間数名で、発声訓練と吟詠の初歩から取り組み始めています。
身近な吟詠の対象・例題として、この友人の俳句吟詠も取り上げています。
今週も福祉吟詠の会を開催しましたが、少しずつ仲間が増えてくれて嬉しい限りです。
その様子は改めて紹介したいと思います。
このブログをご覧になった方はご感想・ご意見を頂ければ幸いです。
長いブログになりましたが、以上です。
私の大学時代の友人「杉村何彦(すぎむらいずれひこ)君」の俳句は
8月8日にこのブログで紹介しました。
日常の出来事を俳句に詠んだという以下の夏の俳句でした。
俳句2題 杉村何彦
山寺の参道深し著莪(しゃが)の花
能囃(のうばやし)戻る現(うつつ)の蝉時雨(せみしぐれ)
今回は次の秋の俳句3題を取り上げました。
彼から提供された俳句は6句ありましたが、今回は「秋晴れ」や「天高し」を
詩吟の題材に取り上げました。
作句者の何彦(いづれひこ)君から句作の情景を記述してもらいました。
そのまま転記しますので参考にして下さい。
俳句3題 杉村何彦
天神の刷毛の気儘に秋の雲
秋は天高く澄んだ空に筋状の雲が出ることが多いですが、天神はきっと
気持ち良く筆を振るっているのでしょう。
秋晴れを歩けば心青くなり
私は朝の運動としてゴルフ練習場まで往復1時間ばかり歩き、ボール
を少し打って帰って来ます。散歩がメインですがその楽しみは、春や
初夏は道々の花と新緑で、秋は何と言っても澄み切った青空です。
秋の青空は心の中を清々しく青で一杯にします。
天高し妻のテンションいや高し
季語は天高しです。
我が奥さんは普段でもテンション高めですが、秋の晴天ともなれば、それはもう。
以下のURLがYoutubeです。 ではお楽しみ下さい。
私は本年4月「横浜詩歌福祉吟詠同好会」を立ち上げ、
脳卒中後遺症の仲間数名で、発声訓練と吟詠の初歩から取り組み始めています。
身近な吟詠の対象・例題として、この友人の俳句吟詠も取り上げています。
今週も福祉吟詠の会を開催しましたが、少しずつ仲間が増えてくれて嬉しい限りです。
その様子は改めて紹介したいと思います。
このブログをご覧になった方はご感想・ご意見を頂ければ幸いです。