前回その2から続きます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)次に息をいっぱいに吸い込んで、徐々に息を吹きながら唱えます。腹式呼吸が良いと言われます。腹式呼吸は①背筋を伸ばして鼻からゆっくり息を吸い込む。②この時、丹田(臍の下3寸)に空気を溜めていくイメージでお腹を膨らませる。③次に口からゆっくり息を吐き出す。吸う時の倍の時間をかけて吐きます。吸う時は高原の爽やかな空気を吸い、吐く時はイライラの原因の不安要因を身体から出していくイメージで行なうと良いです。私達が睡眠している時には、無意識の内に腹式呼吸をしていることでリラックスしていることは良く知られています。
詩の数はたくさんあっても、言葉は変わっても、吟じて余韻を引く、いわゆる節をつける音は母音「あいうえお」が主であるのが詩吟です。詩吟の練習とは、この母音の音をいかにきれいにだすかという練習に帰する訳です。その前提に漢詩朗誦があります。
この練習方法はあらゆる研修で行われていると聞いておりましたが、私は詩吟以外では話し方教室、ホテルマンマナー研修そして失語症訓練教室等で実際体験しました。漢詩朗誦を是非続けてみて下さい。きっと爽快な気分と同時に、お話する機会に従来に増して聞き入ってもらえるテンポとリズムが得られると思います。さあ、漢詩朗誦に一歩踏み出してみませんか。
参考に、舞台上での私の詩吟スタイルの写真を添付します。
気分がすっきりしますよ。
以上、「漢詩朗誦に一歩踏み出してみませんか?」は
これで終わりです。
是非、ご体験ください。