私のブログで 「スマート詩吟」と「福祉吟詠」が出てきます。
いずれも私の造語ですが、本日はその語源を説明します。
(1)「スマート詩吟」
私は脳卒中発症3,4年後、エッセー:「スマート詩吟は面白い」を出版しました。
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-15064-2.jsp
その中で、次のように説明しました。
最後に、タイトル『スマート詩吟』について弁明しておきたい。
本文の中で一度も『スマート詩吟』を記述しなかった訳であるが、これは私の思い入れとしての造語である。
私が『スマート』を『賢い』として表現されて使用しているものを初めて聞いたのは『スマートホン』であった。
賢い電話機つまりインターネットと親和性が高い多機能電話機のことであり、
使用すればするほど、また理解すればするほど奥が深いものである。
スマート家電、スマート住宅等もその類である。
詩吟そのものをみんなから愛され、いつもみんなから口ずさまれることを願って『スマート詩吟』の造語にたどりついた。
私は大病を体験し片マヒの後遺症に苦労している。
日常の傍らに常に存在していた詩吟が私を癒し、勇気づける『賢い』ものと感じた。
その様な勝手な思い入れではあるが、そういう理由で、タイトルを『スマート詩吟は面白い』とした訳で、
了承または賛同頂けると嬉しい限りである。
(2)「福祉吟詠」
『私が思っている福祉吟詠とは、自分のできる範囲で、原作をできるだけ理解して、
原作者の気持ちにできるだけ溶け込み、自分が感じたままの朗詠(朗読・吟詠)を通して、
聴く人にその感動を与えることで、周りを豊かに・幸せにしようとするものです。
だから福祉吟詠では、上手下手を問いません。
詩文、朗読そして吟詠に感情をこめた深みを、大事にしたいと思います。』