博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

25.12月定例会行政報告その4

2013-12-18 19:04:15 | 日記

今日は朝9時本会議開会後すぐに、議長に対する不信任決議案の動議が提出されました。

11月臨時会に本庁舎空調設備修繕の工事請負契約の締結について、議長が契約の相手方の会社の取締役であったため、地方自治法92条の2(議員の兼業禁止)に該当するのではないかなどの理由により否決となりました。

この結果を受け、今日の本会議に議員の兼業禁止に該当するのではないかなどの提案理由で不信任決議案の動議が出されたのです。審議後、議長を除く15名の投票の結果、賛成5票、反対10票、賛成少数で否決となりました。

否決後、議長が兼業禁止の規定に該当するかどうかについて、議会の決定を求めようとする要求書が提出され、資格審査特別委員会が設置されました。今後、特別委員会で審査することになります。

波乱の本会議の幕開けとなりましたが、その他の議案審議がスムーズであったため、明日までの会期だった本定例会は、今日が最終日となりました。

定例会の詳細については、報告内容がまとまり次第、お知らせする予定です。

 

それでは、昨日の続きです。

〇B-1グランプリについて、ご報告いたします。 

 11月9日、10日に愛知県豊川市で開催された、第8回B-1グランプリにおいて、浪江焼麺太国(なみえやきそばたいこく)が、参加64団体の中、1位となるゴールドグランプリを獲得いたしました。昨年・一昨年はともに4位、今年は参加4回目において念願のゴールドグランプリを獲得したことは、避難生活をおくっている町民にとっても非常に喜ばしいことであり、浪江町の頑張る姿を全国に発信していただけたことと思います。 来年の第9回B-1グランプリは、郡山市で開催されます。本来なら「愛Bリーグ」に加盟している団体が所在する自治体でしか開催できないところですが、次回は復興支援の特別大会として、浪江町と郡山市・愛Bリーグとの連携により実行委員会を立ち上げ、福島の地で開催することとなりました。 町としましてもホスト町として、浪江町を全国に発信できるよう準備を進めて行きたいと考えております。

 

〇浪江町消防団・秋季検閲式について、ご報告いたします。 

 10月6日に、平成25年度浪江町消防団秋季検閲式を二本松市東和地区の浪江中学校体育館にて挙行いたしました。団長以下102名の消防団員が避難先から参加しました。また、式典では3年ぶりに団長表彰が行われ、功績賞として9名、精勤賞として23名の団員が受賞いたしました。

 

〇行方不明者の一斉捜索について、ご報告いたします。 

 10月11日に、双葉警察署主催による行方不明者の一斉捜索が行われました。震災から2年半の節目でもあることから、浪江町からも地区住民の方々を含め、消防団員、議会議員、町職員など35名の方が参加し、警察署、消防署と合同で、主に請戸海岸を中心に行方不明者の捜索活動を行いました。

 

〇立入休憩施設の開設について、ご報告いたします。 

 10月1日に、一時立入りのための休憩施設を、それまでの「サンシャインなみえ」から、介護老人保健施設「貴布祢(きふね)」へ移設しました。「貴布祢」のホール及び和室にテーブル・長机を準備した他、浄化槽設置による水洗トイレの整備、さらに飲料用の自動販売機やウォターサーバーを設置し、立入者の利便性の向上に努めております。

 

〇防災行政無線の復旧について、ご報告いたします。 

 区域再編に伴い、町内への立入が緩和されたことから、防災体制の強化のため、防災行政無線の復旧工事を優先的に行ってきましたが、津波流失分6基の新設、既存53基の子局の復旧工事が終了し、10月1日から全基稼働いたしました。町内に立ち入りされている方には、今後、防災情報や緊急情報等を防災行政無線により迅速に広報しますので、注意を払っていただきたいと考えています。

 

〇浪江町ADR集団申立てについて、ご報告いたします。 

 10月24日まで第4次の申立が終了し、申立者数は、15,313名・世帯数は6,489世帯となりました。浪江町ADR集団申立ての、現在までの経過及び今後の予定についての住民説明会を、11月30日に二本松、12月8日に南相馬市で行い、12月21日はいわき市で行う予定であります。

 

今日は、ここまで