博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

25.12月定例会行政報告その6

2013-12-20 17:27:56 | 日記

今日は、月1回の例月出納検査(監査)のため浪江町役場二本松事務所へ。

朝、雪が降っていたので早めにアパートを出ましたが、またもや4号国道は渋滞。普段は約40分で着くのに2時間もかかってしまい、ちょっとの遅刻をしてしまいました。

「被災前は、渋滞を経験したことが無かったのにーーー」。ましてや「雪道の運転も余りしたことが無かったのにーーー」

 

監査が終わり二本松事務所を出る際、町長がバックパネルの前で、テレビ局数社の取材を受けていました。

「何か、国から発表があったのかなぁ~」。夕方6時15分からのローカルニュースで流れるかもしれないので、注視したいと思います。

 

それでは、昨日の続きです。 

〇震災等ガレキ処理について、ご報告いたします。

  棚塩地区・請戸地区において、ガレキ処理に伴う仮置場・仮設焼却減容化施設設置計画の住民説明会を経て、現在、仮置場用地の土地使用の補償契約事務を環境省と進めております。また、倒壊危険家屋の解体撤去工事についても、環境省で緊急性のある5棟の家屋について、10月より解体の工事に着手し、11月末に工事が完了したところであります。

  次に、津波被災ガレキについて、11月20日より請戸小学校、マリンパークなみえ内の集積したガレキの選別作業に着手しております。また、津波不明者や思い出の品等の発見も想定されることから、丁寧な作業を実施していただいており、来年の3月20日までに完了する予定となっております。

  次に、4大家電回収につきましては、12月号広報なみえの折り込み等にて、回収方法等を町民の皆様へ周知したところであります。

 

 〇請戸共同墓地整備について、ご報告いたします。

  整備箇所の文化財試掘調査、地質調査、用地測量が完了し、現在、用地の取得事務を進めております。一日も早い墓地整備完了を実現し、利用者の皆様が安心してお墓参りや納骨が出来るよう事務を進めております。

 

 〇町民の健康管理について、ご報告いたします。

  震災後、避難生活が長期化するにつれ、運動量の減少、食習慣の変化、精神的ストレス、睡眠障害等により、生活習慣病の増加が懸念されます。適度な運動、規則正しい食生活に心掛けるなど、生活習慣の改善に努められるようお願いするところであります。

  現在行っております健康診査や検査の実施状況につきましては、弘前大学に依頼し行っております初期被ばく検査につきましては、772名の採血が終了し染色体の解析中ですが、10月末現在33名の解析が終了し、全員異常なしという結果が出ております。

  町及び県で行っております内部被ばく検査につきましては、10月末現在、延べ18,411名の方が検査を受けられており、昨年度以降検査された方全員が、預託実効線量1mSv未満となっております。

  甲状せん検査につきましては、10月末現在、町及び県を併せ、延べ4,420名の方が検査を受けられており、5月に1名の甲状せん癌の発症が県より報告されましたが、それ以降新たな発症例は報告されておりません。 

  次に、二本松市内の復興公営住宅建設に併せ整備を予定している総合医療センター(仮称)建設事業につきましては、10月末に基本設計委託業務を発注したところであります。今後、町外コミュニティに必要な生活サービスとして、整備を進めて参ります。

 

今日は、ここまで