3年4か月間の民主党政権に対し国民は批判、不満などが鬱積し、自公政権に交代したのは一年前の昨年12月でした。
それから7か月後の参議院選挙においても自民党の圧勝に終わり、衆参のねじれが解消しました。安倍総理は、参議院選挙公示日の第一声を福島駅前で行い、「復興が加速しないのは、衆参がねじれているからだ」と言い切ったのを思い出しました。
ねじれが解消して加速どころか急加速したのは「特定秘密保護法」の成立。決して復旧復興ではありません。
前政権の復興大臣は福島県をはじめ当町の二本松事務所に足しげく通って、生の声を聞いてくれたものです。しかし、現大臣は県内選出の議員なのに・・・。
今月20日の閣議では関係閣僚に、「地元と十分に協議し、被災者の生活再建と関係自治体の再生の道筋を具体化してほしい」と指示しました。
安倍総理様。甚だ失礼とは存じますが、一言申し上げます。
『「有言実行」の政治を。口先だけの政治では、「信なくば立たず」。』
明日は、いよいよ原賠審。6月12日に能見会長は当町の現地視察を行いました。どれほど視察したことが具体的に反映するのだろうか。ほんのちょっとの期待を込めて注視したいと思います。