博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

26.3月定例会行政報告その3

2014-03-20 18:05:41 | 日記

今日の午前中は、25年度浪江小学校卒業式に出席しました。

小規模校となった浪小の卒業式は、卒業生5人それぞれが主役となるように配慮されており、とても感動し目頭が熱くなりました。

浪小や県内外に避難している小学校を卒業される卒業生・保護者の皆さん「ご卒業、おめでとうございます」。

 

 

午後は、一か月に1回の例月監査。

 

夕方の二本松市内は雨でしたが、福島市内に入ると「水分を多く含んだ雪」が降っており、景色は薄い雪化粧となりました。とても「寒い」です。

 

 

さて、一昨日の続きの26.3月定例会行政報告をします。

〇「福島県原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業」、「福島避難解除等区域生活環境整備事業」について、ご報告いたします。

 昨年4月1日に区域が再編されたことに伴い、立ち入りされた町民の利便性や安全の確保、町内の防犯・防災、また公共施設の機能回復のため「福島原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業」及び「福島避難解除等区域生活環境整備事業」により対策を講じてまいりました。

 昨年12月以降としては、「浪江のこころ通信」の総集編を「3.11復興のつどい」に併せ作成する事業、また町内の巡回を常時行い、道路破損個所の確認や落下物の撤去等の作業のための臨時職員の雇用、さらには墓地除染事業とあわせて、墓地の通路等に散乱している墓石や個人管理区画から崩れ落ちそうな危険な状態にある墓石などの移動・仮置きを実施し、安心かつ安全にお墓参りができる環境を整備する墓地環境整備事業、その他にも上水道施設の修繕や「立ち入りのしおり」のリニューアルなどを当該事業として実施することについて、国との委託契約を締結したところです。

 次年度以降も当該事業を効果的に活用し浪江町の復旧・復興の加速化を図りたいと考えております。

 

〇復興公営住宅の整備状況について、ご報告いたします。 

 福島県議会2月定例会において、4月から入居募集を開始することについて知事から説明がありました。長期避難を余儀なくされている町民にとって復興公営住宅への入居は待ち望んでいたことでありますが、4月に募集が開始される対象は、県の整備計画で示している4,890戸の内、先行整備などの約500戸であり、各町村単位での配分を検討しております。浪江町が要望している戸数にはまだまだ届かない状況がありますので今後とも整備の加速を求めて参ります。 

 県は2月14日から「福島県復興公営住宅入居支援センター」を開設しました。このセンターでは、入居募集等に関する問い合わせの対応や情報提供、募集案内の配布、申込みの受付、抽選による入居者の選定等を行うこととなっております。県には募集の際に、入居を心待ちにしている町民に今後の整備される住宅の入居の見通しを示しつつ、丁寧な入居手続きを進めるよう要望しております。町としても、町民からの相談に対応できる体制をとってまいりたいと考えております。 

 また、入居支援センターのほかに復興公営住宅のモデルルームがいわき市小名浜と郡山市の県合同庁舎に開設されました。2LDKと3LDKのタイプについて、実際の間取りを再現したものであります。入居の意向のある方が実際の間取りを確認し理解していただくことで円滑な入居につながるものと考えております。

 

今日は、ここまで。

 

 


 

お悔やみ情報」

 

本田正さん84。浪江町赤宇木字手七郎201。通夜21日午後6時、告別式22日午前11時、ともにさがみ福島南斎場(福島市)。喪主長男正義さん

 

武藤次男さん92(元浪江町議)。浪江町南津島字上冷田54。通夜20日午後6時、告別式21日午前11時、ともにJA郡山東斎場(郡山市)。喪主長男晴男さん

 

松本成司さん79(エナジーパワー代表取締役)。浪江町酒井字北向34-2。告別式20日午後0時30分、しばた斎場(二本松市)。喪主長男勝成さん

 

 

 

佐久間勝美さん84。浪江町津島字仲野作71。通夜23日午後6時、告別式24日午後1時、ともにごとう斎場(桑折町)。喪主長男義美さん

 

 

謹んでお悔やみ申し上げます。合掌