<福島民友ニュースより>
県内駆け込み需要ピーク 増税前、最後の日曜日
|
品定めする買い物客でにぎわうハンカチ売り場=30日午後5時ごろ、郡山市・うすい百貨店 |
消費税増税前の最後の休日となった30日、県内各地の小売店は消費者でにぎわい、駆け込み購入のピークを迎えた。ガソリンスタンドも給油のドライバーで混雑した。
店頭商品すぐ品薄
うすい百貨店(郡山市)のハンカチ売り場では、新入学や人事異動の時期と重なったこともあり、店頭に商品を並べてもすぐ売れてしまう状態。店員が品だし作業に追われていた。
この日が誕生日の市内の女性(66)は「増税前と言うこともあり、自分へのご褒美として、瀬戸物の茶わんや衣類を購入した」と話した。
GS混雑2~4割増
一方、消費税増税に加え、地球温暖化対策税も課せられるようになる石油製品。福島市の国道13号福島西道路沿いにあるセルフガソリンスタンドでは、休日の29、30の両日で通常の2~4割増しの混雑だったという。
男性店員によると、4月以降はガソリンの値上げが見込まれるが、石油価格は変動が大きく、増税分をどの程度反映させるか不透明という。男性店員は「先は見通せていない」と話した。
(2014年3月31日 福島民友ニュース)
*今日は、消費税5%の最終日です。皆さんは増税前ということで、少しでも家計の負担を抑えるための買い物はされましたか?いや、まだ間に合うので今からされますか?
ところで、3月定例会で可決した26年度浪江町一般会計当初予算に、消費税増税による影響を緩和するため、2つの給付事業費が盛り込んであります。
1つ目は、町民住民税が免除されている世帯に対し、一人1万円(年額)の給付金を給付する臨時福祉給付金給付事業。
2つ目は、中学生以下の子どもがいる子育て世帯に対し、子ども一人に1万円(年額)の給付金を給付する子育て世帯臨時特例給付金給付事業(子育て世帯臨時特例給付金は、「臨時福祉給付金が受けれない世帯が受給」となるとのことですから、2重に給付を受けることはできません)。
なお、これら給付事業の財源は、全額国の補助金です。
また申請に関しては、町から対象者(世帯)に申請書が郵送されます。申請後の支給時期は、7月下旬から8月ごろを予定しているそうです。