<福島民報掲載記事より>
浪江町 JCHOと7日に協定
甲状腺検査 容易に
浪江町は、全国の社会保険病院などを運営する独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO=ジェイコー、本部・東京)と医療・健康管理業務で協定を結ぶ。県内市町村と同機構の協定は初めてで、東京電力福島第一原発事故により避難している町民が県内外で甲状腺検査を受けやすくする。7日に二本松市の町役場二本松事務所で調印式を行う。
協定締結によって、浪江町民はJCHOの運営する全国57病院で甲状腺検査を受けることが出来る。県の実施している甲状腺検査とは別に、町は原発事故の起きた平成23年3月当時、19歳以上40歳以下だった町民を対象に検査を行ってきた。しかし、受験できるのは二本松市の安達運動場仮設住宅内にある町国保仮設津島診療所や平田村のひらた中央病院などに限られている。
JCHOの57病院では甲状腺検査のほか、通常の診療を受け、リハビリテーションを行うことも可能で、健康・食事などの相談にも応じる。甲状腺検査をはじめ料金は全額、町が負担する。
さらに、同機構二本松病院の栄養士や理学療法士が仮設住宅を訪れ、住民の健康診断を行い、リハビリを指導する。
現在、町国保仮設津島診療所では毎週月曜日、JCHOの医師1人が診療に当たっている。
協定調印式には、馬場有町長とJCHOの尾身茂理事長が出席する。
*福島民報ニュースには掲載されていなかった記事なのでコピーができないため、直接打ち込みました。
「お悔やみ情報」
舛倉ハルエさん96。浪江町棚塩字中舛倉157。通夜5日午後6時、告別式6日午後0時30分、ともにさがみ門田斎場(会津若松市)。喪主次男勲さん
謹んでお悔やみ申し上げます。合掌