<福島民報ニュースより>
アプリ開発へ意見募る 避難世帯にタブレット配布の浪江町
東京電力福島第一原発事故で避難している全世帯にタブレット端末を配布する浪江町は24日、二本松市の市民交流センターで、使いやすいアプリケーション開発に向け、町民・IT技術者から意見を募った。
「アイデア+マラソン」の意味がある「アイデアソン」と題した企画で、町と、IT技術を活用した公共サービスの開発を手掛ける「コード・フォー・ジャパン(CfJ)」(東京)の主催。県内外から町民約20人、IT技術者ら約30人が参加した。
参加者は8班に分かれ、アプリ開発に向けて議論した。「健康管理ができる」や「葬祭情報が見られる」、「浪江に関するニュースやラジオの予告、再生機能が欲しい」などの意見が上がった。
今後、アイデアソンを6月20日まで都内やいわき市で計6回開く。6月21日以降、アプリの試作品を開発するイベントを催す。町は年内にもタブレット端末を配布する考え。
( 2014/05/25 08:40カテゴリー:主要 )
アイデアを出し合う参加者
*以前、新年度事業の1つとして、総事業費約3億円(うち、町負担分約6千6百万円)の「タブレット端末整備事業」についてお知らせしました。記事では全世帯に配布となっていますが、希望世帯のみ配布と予算審議では聞いています。
使い勝手の良いタブレットになるよう、町民の皆さんから意見やアイデアを募るための会議が始まりました。ただ、会議に出席された方が運営方法のまずさなどをフェイスブックで指摘していますので、明日会議の内容などについて調査したいと思います。
PS:昨日のコメントさんの質問に対してですが、サテライト校の双葉(双葉町)、浪江(浪江町)、浪江津島(同)、富岡(富岡町)、双葉翔陽(大熊町)の双葉郡内の県立高5校は平成27年春から生徒の募集を停止し、29年春から休校となります。県教委は「あくまでも再開を前提とした休校。住民の帰還が進んだ後に再開する」と存続を強調していますが・・・。