博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

防犯カメラ

2014-05-03 18:06:21 | 日記

 <5/2付け福島民報掲載記事より>

不審者、カメラが監視

避難区域、防犯対策進む

 東京電力福島第一原発事故で避難指示区域が設定された県内の自治体で、車のナンバーを自動で読み取る防犯カメラの導入が進んでいる。同区域では今後、幹線道路の復旧や帰還準備などで人の往来が増える見込み。空き家を狙った窃盗事件などがさらに多くなる可能性もあり、防犯対策として先手を打った形だ。

ナンバーを自動読み取り

 2月に浪江町が初めてカメラを設置したのをきっかけに富岡、双葉、大熊、楢葉の4町が同様のカメラの導入を決定したり検討したりしている。それぞれ数十台規模の設置という。

 浪江町のカメラは、幹線道路から住宅地に出入りする車のナンバーを自動で読み取る。入ったまま出てこなかったり、深夜に何度も出入りを繰り返したりする不審車両がないか、毎日記録をチェックするという。現在80台が稼働中で、今年度中にさらに22台増設する。

 政府は今年に入り、区域設定で南北に分断された国道の再開通や、建設工事が進む高速道路の全線開通について一定の見通しを示した。浪江町の担当者は「道路復旧でさらに人の出入りが増える。先手の対策を取ることにした」と説明する。

 避難指示区域は10市町村の約1100平方キロに及ぶが、7割にあたる地域は日中の立ち入りが自由。10市町村のうち7市町村を管轄する双葉署によると、管内の窃盗事件は2011年からの累計で1466件(14年3月末)。原発事故後に立ち入りが制限され、空き巣が急増。その後も断続的に被害が続いている。

 富岡町の避難指示区域で金物屋を経営する鈴木静雄さん(60)は、「ここは人がいない地域。町が防犯対策に乗り出してくれることは、ありがたい」と話す。修繕業も兼ねる鈴木さんの元には、割られた窓ガラスの交換依頼が相次いでいるという。

 

*昨日の福島民報には、浪江町に関連する2つの記事(昨日と今日のブログネタにしました)が掲載されていましたが、福島民報ニュースには掲載されていなかったので、直接打ち込みました。

それにしても、打ち込むには時間がかかる