博文(ひろぶみ)通信

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町民の和解案同意

2014-05-23 14:10:54 | 日記

 今日の午前中は、昨日二本松に車を置いてきたので取りに行って来ました。

アパートから健康のためと思い約30分徒歩で福島駅まで。そして電車に乗り、二本松へ。

午後は、3時から浪江町商工会の通常総代会が福島市駅西口のホテルで開催されますので、今から、また健康のために徒歩で向かいます。

健康のためとはいえ、まだ腰が完治していないのに計約1時間の散歩は、していいのだろうか

 

<福島民報ニュースより>

住民9割 和解案同意 浪江の原発事故ADR 

 東京電力福島第一原発事故を受け、浪江町民が精神的慰謝料増額などを求め原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、申し立てた町民約1万5500人のうち9割の町民がセンターの示した和解案に同意したことが22日、関係者の話で分かった。
 町は、町民の同意書を取りまとめ、26日にも、和解案を受諾する方針。センターが決めた回答期限は30日。東電は和解案について「慎重に対応を検討する」としている。
 和解案は、申立者全員の慰謝料を一律月額5万円増額するほか、75歳以上に月額3万円を加算する内容。
 町は和解案の同意書を申し立てた町民に郵送し、受諾の意思を確認した。同意書の返送期限は23日まで。
 原発事故当時の町の人口は約2万1000人で、4月11日時点で1万5546人が申し立てに参加している。双方が和解案を受け入れた場合、東電の追加支払額は約200億円となる見通し。

( 2014/05/23 09:04カテゴリー:主要

 

 

<YOMIURI ONLINEより>

双葉8町村も国と東電に要望書…浪江和解案受け

 東京電力福島第一原発事故の精神的損害賠償の増額を求めて浪江町の住民が申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)で国の原子力損害賠償紛争解決センターが増額の和解案を示したことを受け、双葉地方町村会(会長・渡辺利綱大熊町長)は22日、同様の被害を受けた双葉郡8町村の被災者を同様に扱うよう国と東電に要望した。

 要望では、文部科学省と経済産業省に対し、〈1〉和解案の回答期限の順守と早期受け入れを東電に指導〈2〉賠償対象の内容や範囲を原子力損害賠償紛争審査会が策定する指針に盛り込む〈3〉避難指示解除後の賠償期間は市町村の実情を考慮して判断――の3点を求めた。

 東電には、ADRを申し立てた被災者と同様の損害を受けている郡内の住民について、原賠審の指針策定を待たず、和解案と同様の賠償を行うよう要望した。

 都内の東電本店で要望書を受け取った石崎芳行福島復興本社代表は「浪江の案件は対象者が非常に多い。他の案件や指針との整合性を幅広く検討しなければならず時間はかかるが、急ぎたい」と語った。

 石崎代表との面会後、馬場有浪江町長は「地域は違うが多くの人が精神的損害を被った。浪江の和解案を他町村に広げるような話はなく、無責任な回答だった」と不満をあらわにした。

2014年05月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun