チハルだより

絵本・童話作家 北川チハル WEBSITE

おしらせ

童話・絵本テキスト教室「はるかぜ」受講生募集 原稿のご依頼 えほんのひろば イベントのお申し込み・お問い合わせ

すずめが見に来る喫茶店

2007-02-23 | Weblog



予定になかった外出が入り、
バッグに原稿やら鉛筆やらおしこんで、
待ち時間は喫茶店で仕事をすることに。

大きな総合病院と小さな医院が立ち並ぶ
一画に建つビルの中の
「やすらぎ」という名前の喫茶店で、
深読みすると、
ブラックなネーミングだなぁと思いながら、
体調があまりよくない私は、
いつものブラックコーヒーはやめにして、
ミルクをたっぷり入れて飲みました。

そのせいか、
やけにコクがあって、おいしいナと感じちゃって、
流れるヒーリング・ミュージックが
もうちょい静かならいいのに、なんて
お店のチェックなんぞはじめる元気も出てきて、
ガラス張りのむこうのテラスに
客をながめにやってくるすずめたちを
携帯カメラで撮ったりして。

仕事部屋にいると、
どうしても〆切印のついたカレンダーに目がいって、
その仕事だけで日が暮れるこのごろですが、
今日はおもいきって、
昨日ふきのとうに募った思いを
ぶちまけるみたいに、
あらたな原稿を書きました。

喫茶店で書けたのは、
A4コピー紙に3-4枚ほどでしたが、
(わたしは手書きの際に原稿用紙を使いません、
マスがジャマ、
罫線もだめ、ノートも窮屈、
バラバラの白紙にきたない字で
だらだら~っとたてもなく横もなく
ときにはへんな落書きしながら
自由に書くのが好きなので
あとでパソコンに打ち込むとき、
すごくタイヘン、でもヤメナイ)
ここではずみがついて、
帰宅後、寝る時間も体調がよくないのも
すっかり忘れて
400字換算20枚の初稿を打ち込みました。

あ~~しあわせ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする