8月3日
じつは先日、中度の熱中症になり朝から点滴を受けて1日死んだように寝ていました。
夏生まれのくせに夏の暑さに昔から弱い私。
農業家になってもそれは変わらず…
暑い夏よりも寒い冬の方がいくらか我慢できるってもんです。
さて、今回の中度の熱中症に至った経緯ですが、昨年同様水分は喉が渇く前に、水分だけで塩分と糖分も適度に取る。
特に夏は手作りドリンク(下記参照に)持参してます。
保冷剤を上手に使う(首の後ろを冷やしたり、背負うやつがあるのでそれを使う)
…を心がけていたのですが、今回は何が足りなったのか、一昨年ぶりに点滴を受けることに。
そして今までと違うのがこれ↓
頭痛がするとか、気分が悪い、体がだるい云々の症状が一切無く、朝起きたらちょっと眩暈(めまい)が。
あれ?おかしいなと思いつつ立ち上がろうとしたら体に力が入らないし、起きた瞬間めまいと共に強烈な吐き気。
もしかしたら熱中症かも…と思い、買い置きしていたOs-1 経口補水液を飲みつつ、全身を保冷剤で冷やしました。
1時間以上経っても良くならず、嘔吐もするのでずっとトイレにこもりっぱなし。
冷や汗とも油汗ともわからない変な汗が全身から出て、そのうち全く汗が出なくなってしまいました。
これはヤバイかも…と過去の経験から思い、ちょうど帰省中の娘にかかりつけの病院へ連れて行ってもらいました。
受付で熱中症かもしれないので点滴をしてほしい旨を伝えました。
かかりつけのお医者さまって最高です!!
しばらくすると師長さんが来られて点滴の手配をしてくださいました。
点滴したら少し楽になりました。
帰宅後は午後から仕事できるかも…なんて思っていたけど体は正直。
ふらつきもめまいも完全に治ってたわけではなく、保冷剤を頭と首元に置いていたら夜まで爆睡でした。
今回、病院で先生に言われたのは
今年の暑さは気温はもちろん湿度も高く、ジメッとした暑さで、汗が逃げていかない。
ということは体が気化熱で冷えない。
熱が体に知らず知らずの間こもってしまう。
気が付いたら急に倒れて病院へ搬送される人が多い。ということでした。
私も一歩間違えれば重度の熱中症…こわッ!!
対策としては
ここまでやったら…とか、キリのいい所で水分を取ろう…ではなく!
20分(30分)たったから給水時間にしよう!と時間で管理することにする。
そして喉が渇いていないと思っても飲むことが大事。
塩分も必要だけど摂り過ぎは血圧が上がる原因になるのでほどほどに。
特に汗をたくさんかく人は濃度が濃くなるからね。
そして、もしも体に熱がこもったかも…という時は
首の所、脇の下、太腿の付け根(鼠蹊部)の6カ所の大きな血管を保冷剤などで冷やすこと。
手足をいくら冷たい水で冷やしても変わりがないので、大きな血管がある場所を冷やすこと。
この6カ所は静脈と動脈なのでまんべんなく血液が冷えるために初期の段階なら治まることも多いそうです。
あと、友人などからの情報として
汗をかいたら着替える、もしくは汗をこまめに拭く。
外に出る時はできるだけ黒い服は着ない(太陽の光を吸収するから)
団扇や扇子を使い、風を上手に使う。
ミント水などで体を拭くとスッキリして気持ちはいいけど、身体の表面的なものだけなので芯からは冷えてないから過信しない。
などです。
倒れる前に…大事に至る前に…
自分でできることはやれたらいいですね。
ただし、頭痛やだるさが続く場合は必ず病院へ行ってくださいね!!
◆熱中症対策の手作りドリンク(ベース)◆
ペットボトル2リットル分
水2リットル
塩(自然塩がBEST)を2g
砂糖(出来れば黒砂糖などミネラルが多いやつ)20g
上記をペットボトルに入れ、溶けるまでしっかり混ぜます。
常温で喉が渇く前に少しずつ飲みます。
※常温で飲むのがお腹を冷やさないポイントですが、飲みにくい時はもちろん冷やしてもOK!
※ベースのドリンクにクエン酸や重曹をほんのひとつまみ入れてもいいし、ミントなどのハーブを入れても飲みやすいです。
★他にも梅ジュースや酵素ドリンクなどを飲んでも。
この場合は塩分がないので梅干しを食べたり、少しミネラル塩をなめたり、塩飴などを摂るといいと思います。
とにかく、今年の暑さは今までにない暑さです。
昨年まで大丈夫だったガテン系のお兄さんたちも倒れるような暑さです。
点滴を受けてきた私が言うのもおかしいけど、皆さん体調管理には十分に気を付けて!!
再度になりますが、おかしいと思ったらすぐに病院へ行ってくださいね。