かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

AIがもたらす社会

2018-10-07 10:23:51 | 独り言
どう感じているか・・という話です。



今巷の話題は「AI」、人工知能と呼ばれる技術?開発の先にある社会。

単純にAIが人の暮らしに役立つ技術と捉えている場合ではない。

今は稼ぎ手不足の深刻な状況が続いてはいるがAIがその雇用環境に大きな変化をもたらす。

まず深刻な労働力不足の解消がはかられるという。しかも人間がそれを行うより正確で早いらしい。

暮らしやすい社会の為と、世界中の開発者が争うようにしのぎを削る。

恩恵は先ず製造業に大きく現れるのは想像しやすい。

そしていわゆるビッグデータを基に医療関係(健康・傷病診断)や弁護士などの職種まで影響が現れる。

やっと人手不足による加重労働に悩まされていた労働者がAIに救われるような錯覚を持つ。

だが、あと10年もすればAIにより今より200万人以上の人が雇用の場を失うとの予測がされていることに危惧する。

今している仕事がAIに取って代わられる、もしくは少人数化されるということである。

企業の経営者にしてみたら人件費の抑制のために高プロ制度で長時間タダ働きさせていた労働者、

企業の将来のためと、集めた有能な若者たちをAI導入でクビにする。それは生業として当然のことだろう。

儲けるためには手っ取り早い方法を多くの企業が行うと、一時的に大きな利益をもたらすだろうが、

失業者・貧困者の増大を生み、市場の購買力が低下、マーケットの縮小が起き、物が売れないことで企業自体その影響を受けることになる。

しかし、経営者は「儲かるときには儲ける」で突き進み、富める者と貧しい者の社会差、二極差が広がってゆく。

経済でいうグローバルな社会、グローバルな人材とは己さえよければ他はどうでもよいという「基本」を持つ。

すぐそこまで来ている社会はたしてこれでよいのか?良いわけがない。