「ナンタガ(どういう事?)・・あっ・そう・・わがった(わかりました)。せば勝手に・・・」とは言ったものの、今からはじめなければ到底今月中には完成しない。この連休中に集中的に作業をして、何とかそれらしい形にしなければ・・・
イメージ図を作り、材料を連休前に調達しなければとドタバタの1週間、その間ジジイは「ヤッバリ材料は青森ひばか米スギだべナ・・腐らネがら・・」とか、作ったイメージ図(マンガ)を眺めては「これだばわがネ、こごどすつもりヤ」と、やたら注文をつけるのです。
このクサレジッコ(良い子は口にしてはいけない言葉です)・・忘れてたとは言わせない・・
何しろ我が家の基礎は120センチと高く、子供が小さいうちは落下防止策の手すりや柵は必需品なのです。
それを分かっている爺さんが「ハシェ回っても、オジネヨニサネバネ(走り回っても落ちないようにしないとならない)・・デッキ作ってけるがら・・・」と一気にテンションが上がっていたのは昨年のこと・・・
「春には、大きい爺ちゃんが窓から落ちないようにデッキを作ってくれるんだって・・・」と家族中に大きな期待をさせての事、今さら「その内に・・・」などとは言える訳がない・・・
それにしても、3600ミリ×3000ミリ(6畳位)に高さが1000ミリ・・・とんでもない大きさの物に挑戦することになりました。こうなると立派な建築物です。
材料は防虫・防腐性の高い「青森ヒバ」でと材木店に木材料代を見積もってもらいました・・高さ500ミリ手摺り無しで15万とのこと、これでは予定の大きさで土台やビス・金具を入れたら25万位になる・・・
「ドウシェ、オメコヘルンダバ、タイシタ物出来ネンダタイニ、何使っテモ同じ、良いモノイラネ・・(要約すると・・貴方の技術では良い材料は無駄)」
本当にジジイの一言一言には腹が立つ(的をえているだけになおさらだ)
そんなこんなでも、やっと手配が付き、今日には材料が揃うのですが・・・昨日からジジイの挙動がおかしいのです。
作る所(庭)に棒で線を引きメジャーで計り印しを書き始めているのです。
どうも私の慌ただしさにつられて「スイッチ・オン」になりはじめた様子・・・
ただしこのスイッチが何時までオンの状態かが問題なのです。途中でいつもの「コンナモンダベ・・使えるから、そのうち直シェバイベ・・仮ダ、仮・・」と仮末代のデッキにならないように、爺さんのコントールをしなければ・・・こちらの方が、デッキ作りの大工作業より厄介で難しすぎるのは明らかですね・・・