寒九の雨?鹿角では余り聞き馴れない言葉(自分だけかも)です。
大寒から数えて9日目頃に降る雨は作物の豊作の兆しだと雪の降らない地方や太平洋側では言われています。そこでは、冬は寒気ではなく乾期の時期ですから恵みの雨なのでしょう・・・
さて5年?ぶりの大雪ですが1月下旬になり雨の降る日が例年より多いと感じています。
普通に考えると「溶雪効果」となりますから日々雪投げに追われている人の中には歓迎する声もあります。
でも歩行者には迷惑な事は多いですね、表面の雪が解け下層の氷で足をすくわれ転倒する人や、通り過ぎる車にバシャっと・・など・・
名も無き田舎者が一番怖いと感じているのは屋根に積もっている雪です。
今冬の場合は大雪で自然に落雪出来ない建物では雪下ろしを何度かされています。例えば重みに耐える構造なら心配は無いでしょうが、一般住宅で相当雪が積もっていてもそのままで自然に落ちるのを待っているような所をたくさん見掛けます。
何らかの事情でそうされているのでしょうが氷の層になって軒からはみ出ている場合も・・・
それがこの雨で緩み、一気に滑り落ちるのでは、あるいは雨の重みが加わり屋根を押し潰すのでは・・・
行政は各自治会や運送・郵便業に声を駆けて、危険個所の把握をしているのだろか?
登下校中の子供や車移動の少ないお年寄りが巻き込まれる事のないようにと考えてもなす術が無い。
各家庭の雪は側溝に捨てるなとか、道路に出すなとかよりも大事な、人災に直接つながりかねない事なのに・・・
広報車のアナウンスを実施してもいいのにと思いますが、皆さんはどう考えますか?