・・今朝のつづき・・
どうしようかと・・・「どうせ内作で隠れてしまう事だし、松だろうが鉄骨だろうが変わりはないのだから・・・」スーパー爺さんに加えて工務店まで同じような事を言い出す始末。
言われれば言われる通り・・・ましてやお金に余裕がある訳でもないし・・・・
そこで、5月に杉集成材のことでいろいろ教えていただいた秋田県北木材センターのO専務に相談と言うよりは価格交渉の連絡をしてみることに・・・
結果は松集成材よりは少々高めですが、ほぼ工務店の見積りに近い価格にしていただき、スーパー爺さんをも納得させることが出来ました。
明日 運送を依頼して工務店の作業場に運び込みます。
名も無き田舎者がなぜ 秋田杉の集成材にこだわるのか?
当初 セルフビルドの予定でスーパー爺さんと話を進めていたことが大きいのです。スーパー爺さんは大工としても一流の技術を持っています。その爺さんも御歳78歳になろうとしています。体力的にも最後の建物作りになると本人も考えていた様子。それならば、爺さんの技術をいかんなく発揮してもらえる「木造」にこだわりたかったのです。
画像は一年前、スーパー爺さん一人で増築中の裏小屋の内部を写したものです。使っている材料はほとんどが解体材を加工し、今では当たり前のように使われる金属製の継ぎ手や接合金物をほとんど使用しない、木と木を組み合わせての構造・・・
組み上がった内部にいると、木の力を感じるのです。
今回、結果的には工務店に建築をお願いすることにはなったのですが、防火対策をしなくてもよい部分は柱・梁など木部構造を出したままで完成させる予定です。
木の香りがする建物、木のパワーを感じられる建物を、我が家の跡継ぎたちに残してやりたいと、それが名も無き田舎者が今回木(杉)にこだわり続けている理由なのです。