かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

こだわり~2

2008-08-01 17:16:06 | みちのく号の車窓から
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・・今朝のつづき・・

どうしようかと・・・「どうせ内作で隠れてしまう事だし、松だろうが鉄骨だろうが変わりはないのだから・・・」スーパー爺さんに加えて工務店まで同じような事を言い出す始末。

言われれば言われる通り・・・ましてやお金に余裕がある訳でもないし・・・・ 

そこで、5月に杉集成材のことでいろいろ教えていただいた秋田県北木材センターのO専務に相談と言うよりは価格交渉の連絡をしてみることに・・・

結果は松集成材よりは少々高めですが、ほぼ工務店の見積りに近い価格にしていただき、スーパー爺さんをも納得させることが出来ました。

明日 運送を依頼して工務店の作業場に運び込みます。

名も無き田舎者がなぜ 秋田杉の集成材にこだわるのか? 

当初 セルフビルドの予定でスーパー爺さんと話を進めていたことが大きいのです。スーパー爺さんは大工としても一流の技術を持っています。その爺さんも御歳78歳になろうとしています。体力的にも最後の建物作りになると本人も考えていた様子。それならば、爺さんの技術をいかんなく発揮してもらえる「木造」にこだわりたかったのです。

画像は一年前、スーパー爺さん一人で増築中の裏小屋の内部を写したものです。使っている材料はほとんどが解体材を加工し、今では当たり前のように使われる金属製の継ぎ手や接合金物をほとんど使用しない、木と木を組み合わせての構造・・・

組み上がった内部にいると、木の力を感じるのです。

今回、結果的には工務店に建築をお願いすることにはなったのですが、防火対策をしなくてもよい部分は柱・梁など木部構造を出したままで完成させる予定です。

木の香りがする建物、木のパワーを感じられる建物を、我が家の跡継ぎたちに残してやりたいと、それが名も無き田舎者が今回木(杉)にこだわり続けている理由なのです。

こだわり

2008-08-01 08:19:56 | みちのく号の車窓から
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午前3時頃でしたか?強い雨音で起こされました。その後寝付けないまま朝をむかえ、今朝は寝不足ですね。

8月の鹿角は一年で1番華やぐ月、訪れたばかりの夏が足早に去って行く月です。

雪が消えた3月末頃から物置兼車庫の増改築を計画していたのでしたが、計画主は例の通りスーパー爺さん・・・自分で建てる(セルフビルド)と「盛ったりまげたり」の揚句に「オメサ任せだ」と名も無き田舎者に丸投げ状態でした。

そうは言ったものの、口は出すは手は出すはで、計画では5月末に着工の予定が延び延び、やっと工務店のめどが立ちもう直に工事が始まります。

車2台用の車庫は、中に柱を立てない構造のために、梁の強度が重要でした。

鉄骨梁で考えていたスーパー爺さんに対して、木造にこだわり「集成材」を主張した名も無き田舎者、説得の大変だったことは言うまでもありません。

やっと首を縦にと思ったら「高げ!高げで!」と価格で話しは振り出しに・・・確かに販売価格にバラツキはあるものの某製材所では今回希望のサイズで一丁(集成材の単位)60000弱の見積もり、鉄骨ならその3分の1で、しかも7丁ともなれば完全予算オーバーとなる・・・

そこで工務店が松の「集成材」なら青森から30000位で入ると、出来ることなら県産秋田杉の集成材でと考えていたのでここは時間をいただき考える事に・・・

工務店いわく、別から買ってもらってもいいけどその場合、うちは運べないから、運搬費用は別になるからと・・・それはイタイ・・商売上手とも言えるが・・キタナイやり方だ・・・


・・・づづく(みちのく号が盛岡に着いたので)