以前ふしぎなつむじ風 - 珈琲一杯分の話という、子供の頃読んだ児童書の紹介をした。
3+4=7ではなく、「5」だと魔法をかけられた子供たちが、最初は一生懸命反発するんだけど、どうやっても5になる現象を見せられて、一人、二人とだんだんそれを認めていく。
クラスでも頭のいい子が認めたら、一気に人数が増えたりしてね。
しまいには殆どの子が「3+4=5」だとなった中で、頑張って「7」だと譲らなかったごく少数の子はどうなったんだけだっけ?
思い出せない先があれ以来ずっと気になってしまって、調べてみたら「給食を食べさせてもらえない」って罰を受けたことがわかった。
そうそう、そういえばそうだった!!
皆がおいしそうに給食を食べている中で立たされながら、「でも3+4=5なんて言う奴は嫌だ」と譲らなかったと思う。
時々、こういう魔法をかけられている気がする時がある。
魔法使いなんているわけないと思っていたけど、見破れない見事な手品みたいなことやる人っている。
見破れないから何もできないけどね。
せいぜいブログに駄文を連ねるのが精一杯、ならぬ珈琲一杯分のボヤキでした。