珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

話題の本2

2020-08-20 | 日記
小林よしのりさんの「コロナ論」を読んだ。(今日発売)
その漫画のせりふに、こうあった。
「わしは普段、ほとんど自宅にこもって仕事をする人間なので自粛には耐えうる性格なのだが、どれでも権力に「ステイホーム」と言われ、「外出自粛」と言われたら腹が立つのだ。イヤでイヤでしょうがなくなる」

いや~、これ私と全く同じである。
仕事は一人だし、自宅にいるのは好きなんだけど、それは私が自分の意志で選んでやっていることで、人から強制されているのとは全然違う。
彼はブログで自分を「日本一自粛が嫌いな男」と書かれていたけど、ならば私は「日本一自粛が嫌いな女」と名乗りたい。
ホント、自由を奪われるのは細胞の一寸から強烈な拒否反応が起きるのよ。
小林氏は「自由」を奪われることをこう続けた。

…とてもわしにはできない芸当だ。
このヘタレ・リベラルを見てしまうと、わしほど「自由」をを愛する日本人はいないと思ってしまった。
そして、わしほど全体主義に負けない日本人も他にいない。

「日本人は恐ろしく権力に従順な羊になってしまった。
「巣ごもり楽しく♡」「リモート帰省でーす♡」「リモート飲み会ね♡」「愛する人のためにステイホーム♡」
こんな国民は「自由」を失っても気づきもしないだろう。
中国だって北朝鮮だって、人民は「自由」を失っていること自体に気づきもせず、大して不満とも思わない。

ごーまんかましてよかですか?

畜群として管理されてしまえば政府批判なんかしなくても、命を守って生きることはできるのだ。
「自由」の価値がわからない存在は、もはや人間ではなく、家畜にすぎないのだが!

あっさり納得する。
ごーまんでも何でもないと思う。
ここまで書くのは、あくまで、言われたことがあまりにもインチキだったからである。
ちゃんと正当性があって倫理的で科学的だったら言わないよ。
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リモート文化祭

2020-08-20 | 日記
学校が再開してからずっと体操服で通学が、今日だけ制服登校だった。
卒業アルバムに載せる写真撮影のためである。
結局、制服も水着も2年しか着なかった。

娘が「文化祭はリモートになった」と言うので何それ?と訊いたら、例年ならステージを使って各クラス15分でやる芝居を、歌かダンスのような5分に短縮できる内容にして、学内でテレビ放送するんだと言った。
文化祭がリモート…中学生までくだらない大人の真似をしなくていいのにと思うけど、どうせ発案、強制したのは大人である。
例によって、全校生徒の椅子を体育館に並べたら厚生労働省のいう「椅子の距離の2メートルがとれない」というしょうもない理由で。

歌もダンスも芝居も、ライブゆえの魅力があるのに「リモートにすればいいんじゃなあい」で済まされる昨今である。
私が中学の時はロックバンドの真似事をした子がいたりして、それは今でも、今の若者よりずっと反骨精神がある気がするけどね。
ニュースを見ていたら、こんな世情で業者は卒業アルバムの制作に悩んでいると言っていた。
そうだよね。修学旅行も体育祭も部活の試合も中止で、文化祭もこの調子じゃリモートの写真?でも載せるんだろうか( ̄∇ ̄) 

そういえば以前、オフ会で大阪に行ったことがあるけど、あれも今のご時世じゃとんでもないことだね。
親にも会いに行っちゃいけないのに、新幹線で不要不急の遊び?なんて絞め殺されてしまうわ。
でもあれはライブだからよかったのよ。
私は「生」で、鮮烈に初の大阪を感じた。
リモート飲み会だったら、おそらく全然覚えていないんじゃないかな。
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