コロナを怖がらせる印籠が
「まだ何もわかっていないから」「わかってないことが多いから」
という言葉のようである。
冬から季節は二つ巡り替わっても、この「未知だから怖い」という印象は効抜群で、わかってないことが多いからまだまだマスクもするし、インフルエンザと比較するなど甘ったるいことを言ってないで強い危機管理を持たなくちゃね、となるらしい。
新型コロナは、世間が騒ぎだしてからもう8か月になる。
私が聞く限りは、ウイルススパイクのアミノ酸配列まで解っている。
いつ発症するのか、年代別にどうなのか、致死率も亡くなる人がどのくらいかも解っている。
幾多のグラフにもされている。
死因が直接コロナによるものじゃなくてもPCR検査の陽性者ならば、死因はコロナで出すように都道府県に要請されている書類も挙がっている。
重症患者がどのくらいが予想されて、本当にベッド数や人工呼吸器や防護服が切迫するのか、医療崩壊の危機があるのかないのかも解っている。
今回だけ意図したように「無症状感染者」という、耳慣れない言葉をわざと取り入れていることも解かっている。
S型とK型とG型があることも解って、日本人が抗体を持っているのも解っている。
政府の要人も専門家も聞いているはずが何の見解も出さないのも、国営放送がわざと何の報道もしないのも解っている…
もう充分既知でここまでいろんなことが解っているのに、どこまで調べているのか知らないけど、さも無邪気に言われる
「わかってないことが多いからね~」(じゃあ解っていることを訊きたいわ)
が、大手を振って歩いている。
なぜこうなるのかが私には、どんなデータや解析を以てもよほど未知ナリ・・・( ̄  ̄;)
この未知はどこまで続くのか…
いつか全部が解明されると思っている人もいると思うけど、
「いえ、まだ後遺症が未知なんです。精神にも障害をきたすという症例もあります。何しろ未知ですから。原因の更なる究明が待たれます…」
どうか延々引っ張られないことを祈る( ̄人 ̄)
終わらせるのは自分と思う。