釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月17日 凪になった海

2019年08月18日 | 日記


2週間振りに、沖に出てみた。

少しウネリが残っていたが、海自体は凪になっていた。

しかし、海の中は、様子が一変していた。



出港前、準備をしながら不安な要素が有る事が、気になっていた。

台風が連続した事で、ベイトや潮の流れ等々について、情報が不足していた。

何処から攻めたらいいか、悩んでいた。

気持ちとしては、時化前のブリがヒットしていたポイントに、ベイトが残っているかどうか…。

ここから確認する事から、始める事にした。

右田さん、矢越さんを乗せて、ポイントに向かう。


最初に入った、時化前まではブリがヒットしていたポイント。

船を止めたときに、ベイト反応が出てきた。

「よっしゃ、居る」

嬉しい気持ちで、お二人に竿出しを勧める。


ジグを落とすと、潮は沖に払い出す下り潮。

北西の風に、押されながら0.6ノットとゆっくりと沖に出ていく。

最初のベイト反応が過ぎると、次のベイト反応が出てこない。

無反応のまま、二度目の流しに入る。

ベイト反応も出なくなってしまった。


二流しで、ポイントを移動する。



次のポイントで、矢越さんにアタリが来る。



指2本くらいの小型のタチウオやカサゴが、ヒットしてくる。

近くにいる知り合いの漁師さんも「小さいタチが来た」と、言っていた。


沖に沖にとポイントを移動していくが、沖に行くほど潮の濁りが増していく。

ペイと反応を見つけては、ジグを落とすがジグに触る気配も無い。

「ロックフィッシュに行きませか」

矢越さんからの提案で、ポイントを浅場に移動する。


ワームを付けて、仕掛けを入れる。

アタリが、ポツポツと来る。

「ワームが取られた」

「瀬掛かりは、ロックフィッシュではお友達」

賑やかに、攻めていく。

 

右田さんに、アカハタがヒットしてきた。

初ロックフィッシュを、1時間ほどで終える。


干潮の潮止まり前の、下げ七分の潮の動きを狙って、ポイントを移動する。

「少し走りますね」

沖合を少し走って、海底の起伏のあるポイントに入る。

鯛ラバで、ハタ狙いに的を絞る。

一流し目は、変化なしの状況。

二流しに入ると、ベイト反応が出てきた。



右田さんにアタリが来た。



良型のオオモンハタが、上がってきた。

「今日の不調の中のハタは嬉しいですね」

右田さんの、ホッとした笑顔が輝く。




矢越さんにも、強いアタリが来た。



矢越さんにも、良型のオオモンハタが上がってきた。

「良かった。今日の最後が良ければ全て良し」と、矢越さんの笑顔も嬉しい。


ロックフィッシュをやっていた頃から吹いていた南東の風が、この時間になると強くなってきた。

徐々に強くなってくる気配がある。

「帰りましょうか」

2週間振りの釣りを終えた。

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