釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月9日 大時化の治まり始める日

2015年10月09日 | 日記
台風23号の影響に悩まされ続けた日々。

漸く波が治まり始め、船が出せる様になってきた。

それでも朝の内はウネリが高く、表には行けそうにない。

大島内場の鞍崎灯台下アタリから、船を流し始める。

そう言えば、夜中に地震があったと妻が言っていた。

私は熟睡していて、何も気が付かなかった。

震源地は、大浦沖アタリだそうだ。

地震があったときは、海底が揺さぶられ、魚の食いが極端に悪くなることがある。

知り合いの漁師さんも「地震の後は、食いが悪くなっがね」と言っていた。

嫌なスタートにならなければ良いのだが…。

今日のお客様の厚澤さんと金丸さんが、黙々と竿を出して大物を狙う。



魚探には、ベイトが柱状に立ち上がった影が、映し出されている。

なかなかアタリが出ない。

潮がイマイチ動かないことが、影響しているのだろうか。

鯛ラバを巻き上げるスピードを変えたり、ネクタイの色を変えたりと、工夫して大物を狙うがアタリが来ない。

「流す場所を変えてみましょう」

大島と水島の間にある、中ノ瀬アタリから船を流してみる。



水島は、大きなウネリで何度も波を被っている。

沖からのウネリが、押し寄せている様だ。

そのウネリに押される様に、沖合から潮目が入ってきており、水色も青海の濃い良い色をした潮が入ってきた。

「あっ、切られた」

厚澤さんが、何かに仕掛けを切られた様だ。

「リーダーが簡単に切られている。ホール中に当たってきた」

どうも、青物が当たってきた様だ。

リーダーを結びなおして、再度トライする。

金丸さんも、手を休める事なく鯛ラバを投入し続けているがアタリが来ない。

私なら、諦めているかも知れないところだが、この粘り腰は凄いものだ。

私がバレーボールの審判時代に、色々と指導を頂いた方だけに、大物を釣り上げてもらいたい。



昼食タイムには、金丸さんの奥様手作りの美味しい巻き寿司を頂き、元気を取り戻す。

金丸さんの奥さん、ご馳走様でした。

昼食を終え、再度のポイント変更。

大島東側の水深40メートル付近を流してみた。

厚澤さんにアタリが来た。





型の良いアラカブが上がってきた。

厚澤さんのアラカブをもたれる笑顔に、私も嬉しくなった。

その前にも、アタリが来たのだが針に乗らなかった様だ。

午後3時、「今日は魚のご機嫌が悪いみたいですね。帰りましょうか」

「そうですね。でも、今日の波で船酔いしなかったことで自信がつきました」

と、金丸さん。

1週間以上時化続け、漸く治まり始めたこの日。

また、夜中に地震のあったこの日。

黙々と竿を降り続けられたお二人の姿は、次回には大物鯛が釣れそうな予感がした。

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