先日、遠隔ドームは遠征しなくていいからいい、と書きましたが、
ずっとそう思っているわけではないようです。
舌の根が乾かないうちに、条件のいいペルセウス流星群くらいは
遠征しようか、なんて考えています。（笑、晴れそうだったらですが。）
そうはいっても年々遠征する場所は限られています。
聖地、というか自宅から近くて、ネット環境もよく、テレビもばっちり映る中山峠も
進入禁止になってしまったし、、、。遠征しながら南とかち天文村の遠隔ドームも
操作出来たんですが、、、。（笑）
まあ、まだ胃潰瘍が完全に治りきっておらず（かなり良くなりましたが）、胸に少し痛みや喉のつかえも少しありますので、
自宅療養を続けて完全に治りきったら遠征もちょっとしたいと考えています。
RC30ｃｍF6 STF8300M Ha=200min.R=30min.G=20min.B=20min.
HaRGBcomposit.
余り気に入りませんが、画像処理しましたのでアップします。
通法通りの処理のほか、PixInsightによる、PSF法によるDeconvolution,ACNDRによるNoiseReductionを
しました。
PixInsightはやはりすごいソフトです。
大きい画像はこちら↓↓
https://www.flickr.com/photos/151821037@N08/41553007730/in/dateposted-public/
天文ファン、天体写真ファンというと、昔から”アウトドア”が好きなんですね、と言われます。
しかし残念ながら全く違います。
家でお気楽に過ごしたい派です。(笑）
正直、アウトドアは苦手です。特にテントが苦手です。
昔、テントで寝ていて雨が降り、寝袋もビシャビシャになり、
家の安らかなベッドを思い浮かべて泣きそうになった(笑）というトラウマがあります。
私は虫が嫌いで、夏の蚊やぶよにはいつも閉口します。
天体活動は夜なので、特に蚊などが活発に活動します。
また、北海道は寒いので、夏でも山に天体写真を撮りに行くとすぐ気温が氷点下ですし、
真冬の道東で、マイナス２５度を下回り、頭がふらふらになったことも何度かあります。(笑）
救われるのはきれいな星空を見ることができる、ということですが、もうたくさん見たので
きれいな星空を見るのは時々でいいです。(笑）
遠隔ドームはすべてをかなえる素敵なツールで、蚊がウヨウヨな真夏も、極寒の北海道の真冬でも
天体写真を楽しむことができます。平日夜でも楽しむことが簡単です。
たまには星を見に行くでしょうが、末永く遠隔ドームの改良に努め、楽しんでいきたいと思います。
これは真冬の雪に埋もれそうだった遠隔ドーム。これでもちゃんと撮像できます。
遠隔ドーム、やっとのことで晴れて撮像を楽しんでいます。（＾＾）
昼間も晴れっぱなしだったようで、電圧も十分、深夜まで楽しみたいと考えています。
２２０K離れた札幌の自宅から、南とかちの原野の天文台を操っているなんて
本当に不思議です。（＾＾）
開いているスリットから、ちょうど琴座が見えていますね、、、。ベガ（織姫星）はさすが明るいですね。
今回の大雨で被害にあわれた方、心よりお見舞い申し上げます。
南とかち天文村では長期間雨が降り続いています。
村に行くには、１～２Kmほど非舗装路を進まなくてはなりません。
(防犯にはいいのですが。）
雨が降ると、その一部が非常にぬかるみます。
私の車は４WDのRV車で、車高が高いため悪路には比較的強いのですが、
今は危険かもしれません。
電力増強などの準備は整っていますが、せめて曇天でも３日くらい雨の降らない日が
続いた後に行こうかと思っています。
自動車がスタックまでしなくとも、長靴も全部泥だらけになり、後始末が大変です、、。
