遠隔ドーム、一番大切なものは防犯性かと思います。
特にドーム型はどう見ても”変わった建物”ですので、
知らぬ間にいろんな人が興味本位で見に来ていると思った方がいいです。
今回入れ替えるドーム、最初に入れたドームですが、そのままでは防犯性で致命的な欠陥があり、
それに気が付いていれば対策は打てるのですが、そこを突かれて”あること”をされていました。
(同じ型のドームを持っている方もいるでしょうからどういう欠陥かはここでは書きません。)
実損はありませんでしたが、気持ちの悪いものでした。
やはり通りすがりの人から見えない立地が一番です。
目立ってはいけません。商業用など、目立つ必要がなければ目立ってはいけないのです。
そこに住んでいるなら話は別でしょうが、、、。
次にやはり近距離にあるのが一番です。
実際アマチュアが使えるシステムでは、限られた予算もあり、完全に確立された
技術ではありません。
やはりすぐにメンテナンスなどできる距離がいいと思います。
南とかち天文村まで自宅からちょうど3時間かかります。
できればその半分くらいだとしょっちゅう行けるのですが、そればかりは仕方がありません。
3つ目はできれば土地は所有権を持つことです。
借りると初期費用が軽減されますが、絶対大丈夫と思っても、いつ地主さんの気が変わるか
分かりません。もちろん年月を経ると地主さんを取り巻く環境が変わります。
代替わりで次の所有者に”出て行ってくれ”となるかもしれません。
結構多額の初期投資ですのでそれを失いかねません。
4つ目は、”共同観測所”はやめた方がいい、ということです。
格言に”共有は紛争の母”という言葉があります。
費用はかなり浮きますし、最初は紳士的に運用などお互い誓い合いますが
運営方針、費用の負担などを巡っての”心のすれ違い”が起こる可能性が高いです。
自分で思い切り使いたいなら費用は全部自分で出しましょう。
南とかち天文村は秘匿性、星空の状態など最高に近い場所と思っていますので、非常に良かったと思っています。