「先生のとこ、たぬき出る？！」
夕方、レッスンに来た生徒さんが自分の時間になるのを待ちきれないように言いました。
「うん、たまに見かけるわよ」
「さっき、たぬきみたいのが逃げて行った」
「しっぽが大きかった？」
「良く見えなかった・・・猫かもしれない」
「ハクビシンかなあ」
「ハクビシンって何？」
「黒っぽい身体で鼻筋だけ白いの。柿が好きだから柿の木に登っていた？」
「ううん、草に隠れていてサーっと逃げた」
結局、何がいたかは不明ですが、ピアノ教室近くに何かがいます。
毎年ハクビシンが柿を食べに来るので、そうではないかと思うのですが・・・
夜もケモノの気配がします。
ハクビシンは臆病だから怖くはありませんが、用心しながら帰ります。
用心といっても、携帯電話を鞄にしまって落とさないようにするだけですが・・・用心になっていないか
