貴市祐介「新世界より」

連休中も普通にピアノ教室の仕事や、オペラの練習がありました。
一日だけ休暇がありました。
長女のバイト先のイタリアンでランチ。
かなりおいしいお店なのですよ
祝日はあまり混まないようです。
平日のランチは、時として混むそうですよ（笑

特においしいメニューは・・・これを言うとお店が特定されてしまうかもしれないので、残念ながら内緒です
ちょっと有名店です。

最後に特別メニューのデザートのサービスがありました。

ハロウィンに因んで、かぼちゃとニョッキの生地を混ぜて焼いた薄い台の上に、アイスクリームが綺麗に飾られて乗っていました。
もちろん、おいしかったですよ～
オリジナルなので、そのデザートは私たちだけしか食べなかったかも？ウフフッ！

ところで、長女に渡す物をいくつか持っていきました。
ひとつは貴市祐介「新世界より」の上下巻です。
偶然本屋で立ち読みして、即買いました。

すごいです！
貴市祐介の知的な構成に、恒川光太郎の物語性を練りこんだような（笑

（恒川光太郎は出版される本が少なくて、いつも次の作品を待ち遠しくしています。ちなみに、某書店は正しくは「つねかわ」なのに、作者名「た行」ではなく「か行」並べていますそんなことに腹を立てているファンです。）

急いで読み終わって長女にやりました。
でも、結局我が家にも置いておきたくて、もう一組買いましたとさ（笑

ＳＦとしての面白さだけではなく、「平和」に潜む恐ろしい世界がグサグサきます。
冒頭から面白く、読み進むとさらに面白く、最後は深く考えさせる結末です。