「こうもり」終演しました

きょうが千秋楽で、早々チケット完売でした。
風邪で出られない私は、今、舞台はどのあたりか気にしながらも、１月に買った新しいパソコンのリカバリーＤＶＤ作成しました。
ＤＶＤ８枚も使って時間もかかったので、きょう作業したのは正解でした。

ＤＶＤ作業を待っている間、次回公演の「トゥーランドット」ＣＤを聴きました。
立稽古に入る直前に、青信号の横断歩道に入ってきたワゴン車に轢かれ、舞台には立てなかったオペラです。
これも独特な雰囲気のある素敵なオペラです。
４月から、「トゥーランドット」開始です。

まさか「こうもり」本番に出られないとは！

火曜日にクシャミが出始めて、「今年の花粉飛散量は多い」と思っていました。
しかし花粉症のせいじゃなくて、風邪でした。

水曜日に内科受診して、週末のオペラ出演までに治したい由訴えました。
多めに薬出していただきひたすら寝ていましたが、治りませんでした。

結局、本番前日に出演を断念しました。
症状が変化していって、最終的には咳が我慢できなくなってきました。

公演初日に置きっぱなしの荷物を引き取るために、ホールまで行ってきました。
合唱団員との接触はしないように早めに行きましたが、皆さん心配して近寄ってきました。

公演中は友人が休憩ごとにラインくれて、楽しい舞台の様子が手に取るようでした。
合唱団の登場は第２幕冒頭からです。
幕が上がり始めると笑って「なんて素敵なオルロフスキー邸の夜会でしょう」という演技から始めます。
そういう演出がとても好きでした。

出られなくて残念ではあるけれど、余韻とでも言うか、華やかな「こうもり」の情景がいつまでも残っていそうです。

きょうが最終日です。
チケットは完売です。
きょうもいい舞台になると信じています。