鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

104歳

2015年12月21日 | 日記

昨日、諏訪の病院に入院している義母を見舞った。

スーパーあずさの旅は、不安も載せ新宿を発った。

果たして私がだれかわかってくれるか?

夏に見舞ったときは手術のすぐ後で目も開けてくれなかった。

仕方ない、なんたって104歳です。

5人の子供を育て上げました。

料理上手で社交的な性格。

そばでお世話しているお嫁さんがまたすごい。

献身的なんてものじゃないのです。

一生懸命、惜しみなく尽くしお世話して下さっている。

頭が下がります、ありがとうございます。

義母は、夏より一回り小さくなったが、顔色は良く、ホッとする。

何度か呼びかけるうち目を開けてくれた。

「久美子です、判りますか?」

じっと見つめ合い、手をさする、暖かい、あたたかい!

長い間があって「ああっー」と声をあげ手を握り返してくれた。

ご無沙汰を心で詫び、握っている手に力を籠めると、ゆっくり握り返してくれた。

嬉しい、判ってくれたのだ!

車いすに乗せてもらい、院内散歩を20分。

それぐらいしか親孝行の真似ごとできませんでした。

ごめんなさい、そして有難うございました。

 

 

コメント
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