昨日、諏訪の病院に入院している義母を見舞った。
スーパーあずさの旅は、不安も載せ新宿を発った。
果たして私がだれかわかってくれるか?
夏に見舞ったときは手術のすぐ後で目も開けてくれなかった。
仕方ない、なんたって104歳です。
5人の子供を育て上げました。
料理上手で社交的な性格。
そばでお世話しているお嫁さんがまたすごい。
献身的なんてものじゃないのです。
一生懸命、惜しみなく尽くしお世話して下さっている。
頭が下がります、ありがとうございます。
義母は、夏より一回り小さくなったが、顔色は良く、ホッとする。
何度か呼びかけるうち目を開けてくれた。
「久美子です、判りますか?」
じっと見つめ合い、手をさする、暖かい、あたたかい!
長い間があって「ああっー」と声をあげ手を握り返してくれた。
ご無沙汰を心で詫び、握っている手に力を籠めると、ゆっくり握り返してくれた。
嬉しい、判ってくれたのだ!
車いすに乗せてもらい、院内散歩を20分。
それぐらいしか親孝行の真似ごとできませんでした。
ごめんなさい、そして有難うございました。