テレビをつけるたび、人が走っている。
ジャカルタアジア大会、24時間テレビ。
走るの、遅かった。運動会の花形の同級生がうらやましかった。
小、中,高と、いかにも早そうな体型でしたから、よけい始末が悪い。
小学生時代は、虚弱体質で、プールも入れなかった、本当です。
だから早い話、運動は苦手でした。
何の脈略もなく、本当に突然
高校時代の、私のへたくそなサーブで終わった試合の事や、
リレーでバトンを落したことなどがよみがえる。
「ひえーっ!」思わず声が上がる。
もう何十年も前の、おそらくは誰の記憶にもないそんな瞬間のこと・・・、
いや、意外と誰もが、そんな思い出のかけら持っているかもしれない。
大人になったら「ひえーっ」ばかりです。
積もり積もって、いちいち記憶としても残らない。
というか、小さなミス、どんどん乗り越えていかないと生きていけませんから。
と言いながら、くよくよとしてます、三つ子の魂というやつでしょうか。