鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

孤食

2017年12月20日 | 日記

こんな言葉、10年前にはあったでしょうか?

「子ども食堂」が全国に広まりつつあるという。

親が忙しかったり、経済的に困窮している、そんな子供たちのために地域の人たちが

無償、または安価な食事を提供するというもの。

地域という枠組みですすめられているようだが、「おかみ」は、どの程度認識しているのでしょう。

私は「個食」の位置づけだと思うのですが、気楽さが道ずれ。

子ども食堂の話を聞いたとき、あたたかな湯気の立つお味噌汁、炊き立ての白いがご飯が浮かんだ。

オムライスやハンバーグではない、ちゃぶ台の和食のそれです。

学校という場を離れ、学習塾でもない、家族の枠を超えた人達と、食を通じて共存する、

きっと、想像以上の大きな意味合いがある筈。

「子ども食堂」事情、少し勉強します。



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個人商店

2017年12月19日 | 日記

「何かが変わってきているなー」と思った頃は、実はもう終わっているということが多い。

私の関知するスピードが遅いのかもしれないが・・・。

今年の初め、宅急便の配達員さんの顔色がとても悪いと感じた。

とにかく忙しそうで、不在配達票なんて入っていたら「ごめんなさーい」という感じでした。

それはそうだ、個別宅配の数がものすごいことになっている。

そうこうするうちに、配達時間の規制、料金の値上げとなった。

私の仕事は、宅配便やさんに依存することが多い(ネット販売はしていません)がお世話になってます。

値上げは痛いです。

若い人が「個人商店」で買い物をしなくなったのですね。イヤ、買うも何も、

大型ショッピングセンターが林立してきて、街から商店街が次々消えてしまいました。

女性がハイヒール、かっかっかと仕事に出て、近所で買い物する時間に帰宅できない事も理由でしょうか?

専業主婦が別にえらいわけではないが、料理を作る時間がきっとこの数十年で激変していると思う。

夕食キットなる物も、あの手この手でお目見えしているが「これ!」を聞かない。

私は食事、特に夕食が簡単に家族に提供できる魔法の杖があればといつも思う。

しかし、魔法の杖は絵本の世界しかないので、せめて自分に暗示をかける。

「料理はシンプルが一番おいしい」と。シンプルを頭の中で「簡単」に置き換える。

この時期は、ジャガイモ人参を茹でて冷蔵庫に入れとけばカレー、シチュー、キッシュに早変わり。

大好きな「暮しの手帖」には、手軽で栄養満点の手軽ご飯の特集がよくあります、参考になります。

私は、魚焼きグリルで椎茸、茄子、カボチャも焼きます。ほっとけばいい。

チョットこだわりの岩塩でもふればごちそうです。

私の今一番の贅沢は、市場で地場産の新鮮な野菜を買い求める時間です。

魚も、大豆も個人商店に買いに行きます。

「頑張れ個人商店!」

私はここに、これからもずーっと、こだわり続けたいと思うのです。










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名もない家事

2017年12月17日 | 日記

娘の家に週何度か、仕事の合間を見てお手伝いに行っている。

もうすぐ2歳になる孫と、来年5月出産予定のからだで娘は家事をこなしている。

正直みんなやっていること・・・、と思うのだがこれがなかなか大変なのだ。

孫は男の子で、活発!一日一度は表で遊ばせないと機嫌が悪い。

朝から「おんも~」とせがまれるようだ。

目立ち始めたお腹で、公園の遊び道具を持ち、帰りに買い物、おまけに「つかれた~ねんね」となれば

もうこれだけで一日のお仕事はおわりー、と私ならなるかも。

で、名もない家事の話です。

脱いだ靴の向きを変える、おもちゃの乾電池を変える、牛乳パックを洗ってたたむ・・・、

家庭を営むには、実にこの名もない家事が沢山あるのです。

「名もない家事」は、先日テレビで放送したのを見て、なるほどな~と思った。

男の人、特にわたし世代の男性に改めて言いたい。

「仕事人間」を自負していたモーレツサラリーマン世代にはわからないと思うのだが、

家庭は、この名もない家事の積み重ねだったこと、

薬用歯磨きもトイレットペーパーも天から降ってきたわけではない。

そうなのです。

しかし、しかしです、この数年で革命が起きました。

本はもちろん、ノート一冊、大根一本、自宅に届けてくれるシステムが日本中に浸透した。

今の娘の家庭事情などには、まさに救世主なわけで、利用しない手はない。

便利さの裏にある弊害、少しまとめて明日。


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名もない家事に名もないおかず

2017年12月16日 | 日記

最近のマイブームが「名もない・・・」なのですが、

土井善晴さんの著書「名もないおかず手帖」の第1刷は2010年3月です。

簡単で清く正しい日本料理を提案し続けている、大好きな土井さんの大好きな1冊です。

日本の家庭料理は、そもそも西洋料理のようにどーんとしたメインディッシュは無いという。

昔の食卓は(私達世代)は、野菜の煮物や干物がちょこちょこと並んで、お味噌汁でした。

ハンバーグ、オムライスなんかの主役メニューがドーンと食卓に乗るようになったのは、

小学校の高学年頃だったでしょうか?

名もないおかずとは、身近な材料で作る毎日のおかずの事だそうです。

青菜を一わ買ってきたら、さぁ、どうやって美味しく食べようか、ということ。

料理名ではなく、素材ありきと言いきります。

素材から始まるおかず作りの本、

90近い、素朴で暖かで、手軽にできる「名もないおかず」が紹介された一冊、

お勧めです。


「土井善晴さんちの 名もないおかずの手帖」  講談社  1400円(税別)
  





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歯医者さん

2017年12月15日 | 日記

数日前から丁寧にお肌のケアを始めた。

暖房に当たっていて肌が乾燥しているのが目立ってきた。

ついでにほうれいせんのマッサージなども始めた。新しく乳液を買い、部分パックも。

手をかけることは大事ですね、丁寧に口の周りにクリームを叩き込んでマッサージ。

何と、目立たなくなってきました。うれしいー!

ほうれいせんが目立たなくなると、私は薄化粧になる効果が、うれしーい!

しかし、そんな喜びもつかの間、予約しておいた歯医者さんに行って吹っ飛んでしまいました。

口、縦に横に開けること40分余り、あごも疲れヘロヘロに。

おまけに外にでたら寒い~い!

帰宅して鏡を見たら・・・、

数日の苦労は半日でぱー。

しかたない、また一から始めます。

心も、顔も(?)疲れた1日でした。





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