道新文化教室(2)

「故郷への思い」(続き)  私が一番いやだったことは、馬小屋の掃除(馬糞でよごれたくさい敷き藁を外に出して新しい藁を敷くこと)だった。臭くて寒い馬小屋での荒作業が子どもの作業だった。そして、冬は馬たちの運動不足をおぎなうために、子どもが馬の背にのって馬を走らせるなどの仕事もあった。まだ小学生だったから、馬どもは「オレたちはガキに使われてたまるか」という気持ちをもって、背に乗っている子ど . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )