てんぱっていきまっしょい。

国内旅行をこよなく愛する人間の日記です。でも最近は出かけてないよねぇ。(現在コメントは事前承認制にしています。)

わげもん~長崎通訳異聞~スペシャルトークライブNHK

2022年01月26日 | わげもん~長崎通訳異聞~

こちらは、NHK土曜ドラマ「わげもん」2話放送直後にNHKで配信された

スペシャルトークライブ配信について触れたものです。すでに配信は終了しています。

出演は蘭学者崩れの置屋の居候、神頭有右生(こうず ゆうせい)を演じる髙嶋政宏さん、内田Pこと「わげもん」制作統括の内田ゆきチーフプロデューサーです。

現代風のセットの中、内田Pさんと神頭先生役:髙嶋政宏さんとのお話が36分ほどストリーミングされていました。
まだ見られると思ったら、なんか登録とかしなきゃなんで、ストリーミングから3~4分経過後から見始めたうろ覚えで記載しますことをご容赦ください。

森山栄之助(もりやま えいのすけ)役の小池徹平さんについて

小池徹平さんのおでこに、シワが寄らないことを褒める高嶋さん。
実は時代劇のかつらをかぶると、おでこにしわが入りやすくなってしまうが
地毛であれば入らないはずのシワが入るのはよろしくないとのことで、所作の先生に注意されるのだそう。
また所作の話の中で、処刑の仕草で首の横に手を当てるのは、現在の日本人だと手を首の前に持ってきて横に動かすが、打ち首で日本刀で首を刎ねるのだから、こう(首の横に手刀を当てる)なんだとおっしゃってました。

伊嶋壮多(いじま そうた)役の永瀬廉さんについて

視聴者からの質問で、撮影前の永瀬さんの印象と一緒に撮影に入ってからの永瀬さんの印象の違いがあったか。
というような内容の質問が高嶋さんにありました。
撮影前の印象についてはあまり触れられておらず、撮影に入ってからの永瀬さんと見つめ合うシーンが多くあり
吸い込まれると言うか怪しささえ感じる永瀬さんの魅力について、語っておられました。

神頭有右生(こうず ゆうせい)の役柄について

役作りへの質問や神頭らしさについてお話がありました。
視聴者から身体が大きく見えたのは、コロナ禍でジムへ通えず自転車だけ漕いでいたが、ある日鏡を見て愕然とし「これはいけない」と自主トレを強化したら、身体がどんどん大きくなって・・・。神頭は身体も心も大きくというところにマッチしてましたよね。
最初は壮多やトリや未章たちの頼りになる兄貴のような存在から、だんだん怪しくなっていく。そのタイミングもこだわりが・・・。設定には江戸にいたような内容もあったそうなので、巻き舌にしたいけどあんまりやると話がコミカルになるから、いつ巻き舌にするかのタイミングにこだわりがあったみたいです。

また、カイを運び込んだときにトリに布団を奪われ、転がされるシーンについては、トリ(都麗)役の久保田紗友さんに「思いっきりやってね。」と高嶋さんから伝え、転がりすぎてもトリのお芝居が生きなくなるし、勢いがなければリアリティがないとのことで、こだわり・渾身の回転だったそうです。

壮多が父親が使っていたという手帳については、綴り紐が魚の骨のようなもので当時は作られていたしつらえなのでサッとひらきにくく、最初は神頭がページを開けて読む設定だったのですが、サッと開くことが難しいため、壮多に「開いてみろ」と全部フッちゃったそうです。演出としても正解だったというようなお話しをされてました。そうしたら永瀬さんが本番はサッと開いてたけど、後で「あれが凄く開きにくかった。」って言ってましたwって、リアルソフトジャイアンなスタイルだったみたいです。

英語の心得について、意図的に役の内容を細かく説明せず知り合いの方に助言を求めたところ、「あまり流ちょうな発音ではいけない。」みたいなことを言われたようです。日本人が話す英語を心がけておられたそう。(アドバイスされたのは奥様ではないかと、勝手に妄想中。)

また、このお話の中で内田Pさんのご先祖が通詞であったことをお話され、それからのルーツは神戸や浦賀になっていったそうですがこれには時代背景に沿った理由があり、貿易の地が長崎から神戸や浦賀に移り変わったことにより、通詞らも仕事を求めてその地へ流れて行ったということでした。
原作の宮村優子さんがドラマの構想がまだ固まっていない頃に、内田さんが先祖が通詞であったことを話すと「通詞のドラマを作ろうよ。」という話になり、すぐに企画が通ったわけではないが、本来現代劇が放送される土曜ドラマに「通詞の仕事は、自分たちの意思や判断で物事が進められないので、現代のサラリーマンに通じるものがある」ということを話しておられました。
高嶋さんは、昔はコンプライアンスなんてないから、通詞が勝手に自分のさじ加減で通訳してしまうと、幕府(政府)にひどい目に逢わされたのではないかと仰ってました。

食べ物の時代考証や置屋の様子等について

神頭がアガリと言って、お姉さんたちの手紙の代筆で得た報酬の食べ物は長崎らしいものがあり、驚いたし美味しかったとのこと。
角煮やチョコレートがあったり、カステラやボーロも出てきた。ボーロと言うと普通「玉子ボーロ」という小さい粒のモノを想像するけど、こんな大きさで(手で大きさをつくる)またスタッフのみんなもいただいたけど本当に美味しかったとのこと。
あと、神頭は女物の着物を羽織っていたが、これも長崎らしいといっておられました。

また、壮多が置屋の手伝いをしているときに女性たちに、「カステラ」や「よりより」や「ざぼん漬」のお使いを頼まれたのは、それだけ壮多が柳屋で可愛がられていたということですね、と高嶋さんがおっしゃると内田さんから
あれらの食べ物については最初から設定に組み込んでいたわけではなく、長崎大学の先生が「この時代の長崎ではこういうものが食べられていたんですよ。」と差し入れに持ってきていただいたものを、物語に採用させてもらったとのことでした。

高嶋さんが撮影でお気に入りの場所について

砂浜のところ。(長崎やどこかの海ではなく琵琶湖だそうです。)NHKのドラマで上杉謙信の役をされて以来の琵琶湖ロケだったそう。また、内田さんのお話によると、このドラマの撮影は本当に天気に恵まれたとおっしゃってました。NHKはドラマで海の撮影だと結構琵琶湖をお使いになるとのこと。
あとは、柳屋の向かいの建物の二階から、柳屋を眺めるアングルが高嶋さんは気に入っておられたご様子でした。
灯りの取り方について、ロウソクの明かりの付け方に紙縒りを使う等高嶋さんから提案があったようです。
第2話で神頭先生はダークな一面を見せて姿を消しますが、当初別の演出であったのですが「あの方法」で姿を消すのが、高嶋さんはより素晴らしかったと感銘しておられました。

ごめんね、全部拾ったわけではないのですが、大体こんな感じでした。
オラは勝手に、高嶋さんのシューズの柄が気になってw
あのチョイス、さすがです旅番長。


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